学校に行きたくなくなった男の子が、お医者さんに相談しにいくと注射をされました。そうしたら……! ふしぎな注射が学校中を巻き込んでいく、ゆかいなお話。
著者は、独特の画風とユーモラスなお話で人気の高い、高部晴市さん。 いつものレトロな雰囲気のガリ版画とはまた違った、ヴィヴィッドな着彩画で表現した絵本です。
なりたい動物に変えてくれる不思議な注射をうってくれる!ツネキ先生。
その正体は??あれ、なんだかページをめくるごとに、いろいろなパーツがひょっこり、ひょっこり、、、ツネキ、先生。
なるほどー!と思いながらも、なぜツネキ先生がそんな注射を持ってるのか、そもそも本当に存在する病院なのか?正体が正体なだけに謎が深まる。
こどもたちや先生のなりたい動物が、バラエティーにとんでいて、え、それになりたいの?!と思わず思ってしまう生き物に変身している子もいて、
人それぞれなのだなぁってことを、こどもともチラリと話せたことがよかったです。
特に4歳の娘は、喜んで繰り返し読み聞かせています。自分だったら、なにになりたいか想像するのが楽しいようです。 (こりこりこさん 30代・ママ 男の子7歳、女の子4歳)
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