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近未来スペクタクル巨編『NO.6』。 9巻で惜しまれつつ完結したストーリーに、驚きの“外伝”が登場!
多数の完結を惜しむ声に、著者のあさのさんは「外伝を書きます!」と宣言。著者自身、愛情を覚えながら、完全にはつかみきれない魅力と複雑さを持つネズミと紫苑に、さらなる命を与えることに、意欲を燃やしています。 ネズミと紫苑、本編では触れられなかったそれぞれの生の一瞬を切り取り、彼らの秘密に迫ります。
この作品が世に出たばかりの頃から、その本の全体的な装丁の方法などが、一風変わっていて「なんかすごい」!と、密かなファンでした。
少し前に、あさのあつこさんの講演会を観覧することが出来たのですが、その時、会場にいていた高校生の学生さんから
「「No.6」の続きは書かれないんですか?」といいう質問を受けて、
あさのさんが、「この話、続き読みたいですか〜」と、聞き返してたのが気になっていたのですが、
この[beyond]を見つけて、あさのさん自身も、書き残したことがあって、書きたかったのかな〜と、思いました。
内容は1つ1つ短いセンテンスで、それぞれのキャラクターのその後みたいな形が描かれています。
シリーズものなので、やはり1巻からしっかり読んでから、このサイドストーリーを読まないとちょっとこの本から手にしたら、つまらないかもしれません。
SF物が好きな中学生・高校生のお子さんたちには特にお薦めです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子13歳)
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