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明野神社の狛犬には彫った石工の魂が宿っていた! 狛犬の「あ」には親方、「うん」には弟子の佐助の魂が。心躍るファンタジー。
以前読んだ、伊藤遊さんの本「鬼の橋」「えんの松原」など、読み応えのある児童文学がおもしろかったので、手に取りました。
狛犬にやどっているのは、狛犬をほった親方と弟子。その設定からしておもしろく、ひきこまれるのですが、二人のかけあいがとっても楽しいんです。お話も心温まる展開で、読み終わってほんわかした気持ちになりました。
これから神社を訪れるときは、狛犬に話しかけてみたいなと思いました。 (あんじゅじゅさん 40代・その他の方 )
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