江戸時代に活躍した天才絵師葛飾北斎。 私たちにはお馴染みの彼の名は、実はいち早く海外で評価され、ゴッホをはじめ印象派の画家たちに大きな影響をあたえてきたのです。 その北斎が70歳を過ぎてから描き続けたのが、世界遺産に登録された富士山。 この本『対訳 北斎の富士』では、「富嶽三十六景」そして「富嶽百景」から、28枚の富士山の絵、そしてそれにまつわる「おはなし」をわかりやすい文章で紹介してくれます。 贅沢に大きく掲載された富士山の絵の数々に、大人も子どもも関係なく夢中になってしまうはずです。 なんて大胆な構図、なんて粋な風景。そこから見えてくる壮大で美しい富士の姿。 今の私たちと同じように、江戸の人たちも富士山を敬い、富士山のある風景を愛してきたことが伺えます。 難しいことは考えず、まずは感動とともに、北斎の絵を堪能してみてください。 それがこの「新おはなし名画」シリーズの楽しみ方なのです。 英語と日本語、両方で楽しめる対訳版になっています。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「新おはなし名画」の24巻は《対訳 北斎の富士》です。 世界遺産に登録された富士山。その山に魅せられた江戸時代の天才絵師葛飾北斎によって描かれた28枚の富士山の絵とそれにまつわる「おはなし」を英語と日本語で楽しめます。
葛飾北西の絵は、どれかは日本人なら一度は見たことがあるのではないでしょうか。
知っておいても損はない、そんな本に思いました。
家で名画を見られるなんて素敵ですよね。
こちらの本は、日本語英語両表記なので、そこもまたいいなぁと思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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