おにぎりや海苔巻など、子どもたちにも身近な食材の海苔ですが、どこでどのように作られているか、あまり知る機会がありません。本書では、海苔養殖の現場を取材。海苔漁師さんが種のついた網を海に張るところから、海の中で海苔が成長していく様子、船上での収穫作業、さらには、水揚げされた海苔が成型、乾燥され、製品になるまでを、一連の写真で見ていきます。一枚の海苔でも、自然の恵みと、人の手間によってできていることがわかる絵本です。
子どもにとって「のり」は身近な存在です。しかしながら、その「のり」がどこでどのようにつくられるのか…我が家の息子は、知らなかったそうです。そのため、この絵本ではじめて見る「のり」の姿にとても驚いていました。大人にとっては当たり前のことですが、子どもにとっては「えーっ!?」という内容の絵本だったようです。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子5歳)
|