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小さな妹がかわいくてしかたないのに,からかって泣かせてばかりいるお兄さん.幼いきょうだいがいれば,どこの家庭でもみられる日常風景を,愛情あふれる筆で描いたほほえましい絵本.
5歳の娘と読みました。
小さい頃は、こちらがじょうだんのつもりで何か言っても、そのままに受け止めて反応するので、おとなは困ったりおかしかっりするのと同時に、言葉そのものを信じる子供の姿に純粋さも感じていました。
でも、気がつけば、いつのころからか、それなりに冗談を見抜くようになりました。それには、この絵本の女の子のように、気づきがあり、やはり自分の目で見て、自分で判断する力が芽生えたということ。
言葉にまともに反応する時期の愛しさも感じ懐かしさを感じると同時に、ひとつおねえさんになった姿にほっともしました。
娘もなにを感じたのか、気に入った様子でした。 (おはなばたけちゃん。さん 40代・ママ 女の子5歳)
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