たった ひとりの ともだちは たった ひとりの ともだちのために。 いもとようこが描く一羽のからすと少年の美しい物語。
カラスは毎日、ある病院の一室にいる、たったひとりの友だちを訪ねます。目が見えず病気も重い友だちは、カラスから話を聞くのを楽しみにしていました。ところが友だちは危篤に・・・・・・。そこへ天使の羽が舞い降りてきます。
この絵本本気で泣けました。子供はそれほどグッと来ていなかったのですが私は号泣でした。病気で目の見えない男の子が、毎日窓にやってくるカラスとすてきな友情関係を築いていたのですが、少年の四季が近づいて、そんな時にカラスは自分の羽を男の子に渡して、男の子は天使の羽だと思い安らかに眠っていきました。感想を書いているだけでもグッと来てしまいます。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子5歳)
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