絵本を縦に開いて。 登場するのはこいぬコロ。 あれれ、おててで顔を隠してるよ。
「いない いない」
おててを下に開くと、コロが笑顔で……、
「ばあ〜」
ああ、これは楽しいしかけ。 お次はピイちゃん。ピイちゃんもおめめを隠して。 ねこのミケもおててで隠して。
「いない いない……ばあ!」
今度はかいじゅうさんも、ゆうちゃんも。 最後はママも!
赤ちゃんから小さな子どもたちまで、みんなが大好き“いないいないばあ”遊び。しかけをめくると次々に登場する明るい笑顔に、みんなが喜んでいる姿が目に浮かびます。ママのページは、目の部分に穴が開いているので、本当の目をあてて、お面の様にして遊んでくださいね。お子さんの名前を呼んであげれば、もっと嬉しいはず。親子の遊びの時間を楽しく演出してくれる、持っていれば頼もしい「あかちゃんのあそびえほん」シリーズなのです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
おかあさんと子どもの間でくり返されてきた“いないいないばあ”を、ゆかいな遊びの絵本に。かわいいキャラクターがいっぱい!
はじめてこの本に出会ったのは、チビ妊娠中の産院の待合室。
子連れで来ている人のための絵本棚にあったものでした。
チビにとって最初の絵本は、残念ながらこの「いないいないばぁ」ではなく、
松谷みよ子の名作版、そして、しまじろうのしかけ絵本です。
2冊もあるので、もういいかな、と思っていたのですが、
この本を見つけてチビはもうくぎ付けに!!
絵本のページいっぱいに描かれた絵に魅かれたようです。
現在1歳5ヶ月のチビですが、絵本を読むときのスタイルは
お膝に抱っこ式、ではなく、対面かみしばい式です。
ページをめくるのがちょっと大変なのですが、
この本はそんな読み方にぴったりなしかけが(^-^!
最後にお母さんが穴からのぞいてあげていないいないばぁ、なのです。
どんなに機嫌が悪くてもこのページで超ご機嫌に♪
そして「ばぁ」がしやすいのも特徴。
読み上げると、チビが自分で仕掛け部分を操作して「ばぁ」します。
仕掛け絵本の入門にも最適です。 (すーりんりんさん 30代・ママ 男の子1歳)
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