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のっぺらぼうにろくろ首、こわ?いおばけや、悲しいおばけ、ゆかいなおばけなど、昔から日本人がはぐくんできたおばけたちの小話を33話収録。1話が短くて楽しい、読書の入門にもぴったりの1冊です。
表紙がまんがみたいな作りだったので、手にした時は敬遠しそうになったのですが、読みたい昔話が入っていたので、手にしました。読んでみたら、再話が西本鶏介さんだし、とても読みやすくて面白かったです。
元々は結構長い昔話などが、簡潔に短くまとめられている印象でした。(もしかすると、こういう風に伝えられている地方もあるのかもしれません)
一番印象的だったのは、「ひと食いばばあとおなつの頭」でした。
おなつはちっとも悪いことしてないのに、踏んだり蹴ったりの終わりかたで、亭主の態度に腹が立ちました。
怖いはなしが好きな、小学校低学年から中学年くらいのお子さんが手に取りやすい文章量になっています。
(怖すぎないところもいいかもしれません) (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子19歳)
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