那須正幹「The End of the World」、赤川次郎「悪夢の果て」、三田村信行「おとうさんがいっぱい」、川島誠「電話がなっている」、曽祢まさこ「おむかえがくるよ」の、世界の終末を描いた物語5編を収録。
怖い話ばかりでしたが、面白かったです。
ベテラン作家さんたちが書いています。さすがベテラン陣でお上手。
曽根まさこさんの漫画作品も。
人をランク分けして、最下層ランクの人は他の人の食料になるとか未来版姥捨て山のお話とか。政府が世の中がそういう世界を良しとしている世界…自分が切り捨てられる側だと考えると、たまらないですね。一人一人が本当にこの世界を変えようとすれば変えられるのでしょうけど…。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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