厄介な「居候」が百鬼夜行に帰って半年――再会した妹に「共に暮らそう」と言い出せず、むなしく日々を過ごす喜蔵は、多聞と名乗る男と馴染みになる。優雅な声音と物腰で女性を虜にする多聞だが、喜蔵が営む古道具屋で買うのは、なぜか付喪神の宿る品ばかり。同じ頃「女性だけを狙う妖怪が出没する」との噂が浅草を賑わせており・・・。文明開化の東京で、凸凹コンビが妖怪沙汰を万事解決?大好評を博した『一鬼夜行』第二幕前編!
浅草周辺に出没する妖怪を退治するため、半年振りに鬼の小春が現れます。
1作目は登場人物を把握することに気をとられていたせいか読みにくかったのですが、今作はストーリーに惹きつけられどんどん読めました。
ラストで妖怪がたくさん出てきて大騒動になり、盛り上がったところで下巻へ続く、となりました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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