「えっ?どこへいくんだったっけ?」
恥ずかしいけれど、この本のタイトルを見て、一番に思ったことでした。
何だか当たり前のことのようなのに思い浮かばず、ふしぎな気持ちで、ページを捲りました。
詩的な言葉と、青一色の濃淡で描かれた挿絵は、いつのまにか絵本の中の風景に引き込んでくれます。
もぐら・みつばち・小鳥・・それぞれの生き物の雨の日の様子が静かに浮かび上がり、私もすぐそこに、立っているかのような、錯覚を覚えます。
雨の日に読むと、いっそう素敵で、おでかけしてみたくなります。
「あめがふるとき ちょうちょうはどこへ」
あなたは、知っていますか・・・・・?