中国青海省 少数民族 トゥ族で 代々語り継がれたお話
トゥ族は文字を持っていませんその代わり 口伝えの伝承は豊富です(君島 久子さんの記より)
中国の暮らしぶりが 絵に現れています
ひとりぼっちの おばあさんが かわいい子牛と暮らしていました
ある晩 妖怪がでてきて 子牛を飲み込んでしまいました・・・・
哀しみのあまり 「どなたかたすけてください」
たまごに出会い 話すと「だいじょうぶ きっと たすけてあげるから」
ぞうきん かえる こん棒 火ばさみ 牛の糞 重たい石のローラー
みんなが 相談して 助けてくれました
さるかに合戦と似ています
妖怪退治できて 村人も大喜び
でも 子牛は戻ってきませんよね
自然災害や 放射能汚染など 人的災害が妖怪のような牙をむきだしてやってくる
君島さんの後書きを読んでいると なるほど 人間は 助け合って生きていかなければならないのが 良く分かります
おもしろいお話です