日本でこの作品が出版されたのは1969年です。
描いたのはアメリカの主婦。発表された2作目の作品だったそうです。
細かいデッサン力はおいといて、1つ1つの画面の描き方は人の目を惹きつける魅力にあふれています。
全体、少々言葉が多いような気もしますが、やり取りはいつも同じ繰り返しで、リズム感もあるので声に出した時、耳が楽しいです。
おまけにお話が進んでいくと、現れる生きものの数が少しづつ増えていくので、数の概念も自然と養われそうです。
この数の概念、日本人とは少し違って、なぜか1から8まででした。
たまたまだったのかな?字余り的なこの感じが意外とツボでした。
内容的には4,5歳児から小学校低学年くらいのお子さんたちにお勧めです。
雨の日に散歩に出た男の子のお話なので、雨が多い季節にいかがでしょう。
ちなみに気持ちゆっくり読んで、約10分でした。
読み聞かせにもお勧めしたい内容ですが、低年齢のお子さんに10分間の絵本は意外と長いです。
いくらいいもので、長いとお子さんの聞く気持ちが続きませんので、短い作品から徐々に慣らしてから読んであげてくださいね〜。