「おきたらごはん」 みんなの声

たべること、寝ること、生き物が生きていく上でどちらもとても大切なことですね。食べなきゃいけない、寝なきゃ死んじゃう、ということではく、食べるから、寝るから、こんないいことがあるんだよ！と前向きな言葉がつづられているのがとてもよかったです。

猫の写真の印象が強い岩合光昭さんですが、
その被写体が他の動物たちであっても、その優しいまなざしは一緒です。
今作では、いろいろな動物たちの寝姿と食事の光景をセットで紹介しているところが新鮮です。
そう、生きていくうえで大切な営みです。
特に、寝ることについて、ポジティブなコメントが添えられているのが嬉しいです。
「起きたらごはん」というのも、実に健康的です。
食べるものも様々。
まさに、食育の参考になりそうです。
もちろん、寝姿の愛らしさは、動物の共通でしょうか。
幼稚園児くらいから、生きる姿が体感できると思います。

色々な動物の名前を覚えて言えるようになってきた2歳6ヶ月の娘にとって、とても興味を引く絵本のようです。パンダやペンギンなど親しみのある動物からハイエナなど初めて見る動物まで様々載っています。
「おきたらごはん」の繰り返しの文章が心地良いです。

動物の子どもたちの寝ている姿と、食べている姿の組み合わせに、意外感と納得感がありました。
ホッキョクグマが海草を食べるなんて知りませんでした。
肉食、草食、雑食、改めて写真で見ると、誤解もあったようです。
どちらにしても、よく寝てよく食べる動物の子どもたちに自然を感じます。

いろいろな動物がごはんを食べているところの写真が見られます。意外と、動物がごはんを食べているところを本で見るって少ないと思うので、おもしろかったです。表紙の、亀がお花を食べているシーンもそうですが、意外な食事風景もあって、驚きもあります。３歳の息子も楽しんでいたようです。

このお話は、色々な動物たちのご飯の様子の写真がたくさんおさめられた絵本でした。うちの子は動物が大好きなので、どうぶつを見ているだけでも喜ぶのですが、この絵本にはいろいろなエサを食べているシーンもたくさん載っていたので、見ていて楽しかったみたいです。