新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
はたらくくるま しゅつどうします!(文溪堂)
のりもの好きな子大集合!
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戦前に海外に住んでいた人が、戦争をきっかけに日本に帰ってきて、どこにいても外人という気がしている、少し寂しい気持ちになる絵本でした。 戦後日本に帰ってきたものだから、アメリカ人を憎む声を日本で聞くと、自分が責められているような気持ちに。その気持ちがなぜかよく分かり、一緒に悲しい気持ちになりました。狭い日本からとびだして、いろんな人にふれれば、いろんな考え方を知れば、国と国が争うなんてことはないかもしれないのにな。。って思ったりしました。
投稿日:2021/08/06
戦時中、日本にいてもアメリカにいても、自分のことを外人だと思った鶴見俊輔さん。 太平洋戦争が始まった頃はアメリカに留学中で、警察にとらえられ、不自由なおもいをされた鶴見さんですが、アメリカを憎むことはないと。 最後のページの言葉を読むと自分の視野の狭さを思い知らされました。
投稿日:2021/04/20
文章も長く、内容も難しいので 正直幼児や低学年向きではなかったと思います。 でも、今、日本語学校で働いている身としては、 この外国人という視点は 日々感じているし、できるだけ他人事としてではなく 自分のこととして理解したいと思っていたので 鶴見さんの特に最後の言葉は 心にしみました。 子どもにももう少し大きくなってから 再度読んでみたいです。
投稿日:2020/08/22
作者は太平洋戦争が始まった時にアメリカに留学中で、アメリカから日本に帰ってきてからも自分を「外人」だと感じて生きていたそう。 「今もわたしは外人だ」と述べる作者のメッセージ。 佐々木マキさんのイラストも素敵で味わいありました。
投稿日:2019/09/02
佐々木マキさんの絵ということで手にした本ですが、私のイメージする佐々木マキさんが別の人になっていました。 鶴見俊輔さんが、太平洋戦争を挟んで、日本人であることについて、感じたことが綴られています。 戦争が始まるまでは、留学生としてアメリカにいた筆者は外人という排他的な意識から解放されていたのです。 戦争が始まり、敵国の人間として外人扱いが始まってから、筆者は日本人であることを意識させられます。 交換船に乗って日本に戻った筆者は、日本人として敵国の外人と戦うことになります。 ここでいう外人は人間ではないのです。 筆者の経験談は、重要な人間認識として受けとめました。 子どもたちはどの様に受けとるのでしょうか。 佐々木マキさんの絵も素敵でした。
投稿日:2018/01/23
鶴見俊輔さんの生きてきた時代 日本人ですが アメリカに16歳から19歳まで過ごし 大学で学んでいました 大学に入って3年目に戦争が始まりました。 日本とアメリカはじめ連合国との戦争です もちろん日本人の鶴見さんはとらえられました。 そして、彼は 日本に戻ることを選択したのです 日本に戻ると、海軍に入り戦争 胸部カリエスという病気にかかり 陸軍病院で手術を受けるのです(いろんな戦争体験があったのですね) 1945年日本は敗戦します。 1945年8月6日・8月9日 原爆が広島と長崎に投下されました 鶴見さんは 「私はアメリカ人を憎む事はできない」と語っています 私は日本人の中の外人と語ってもいます 複雑な思いがあったのでしょうね(アメリカの友人もいましたから) 地球の人口は72億人・日本人は1億2000万人です地球上の人間全体の中で、日本人にとっては、外人の方が多い。 日本人は、外人にかこまれて、この世界で暮らしているのに、日本人本位に考えるのでは、私たちは地球上に住みにくくなります。 そう語っています 私は、鶴見さんのこの本を読んで じっくりと 考えてみますと なるほどと思います 地球上には多くの人間が 生きています 戦争せずに生きていけたら うれしいです 戦争はしたくないです これが私の願いです (1995年7月1日発行 たくさんのふしぎ傑作集) 佐々木マキさんの絵 なかなか うまく描かれています
投稿日:2016/05/09
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