「また きっと さこう」 みんなの声

全ページお試し読みで読みました。
せっかく咲いたのに、もうだれもいない、、
赤い花の取り残されたさびしさが、たまらないですね。
夏が行ってしまう独特のさびしさが絵本になっていました。
でも、また必ずめぐってくるにぎやかさや、陽射し、
夏独特の活気にあふれた情景を思い浮かべるちいさな花に、
作者の気持ちがしっかりと込められていると思いました。

詩のような不思議な文章で、独特の世界観が広がっている絵本です。
夏が終わった後の寂しさが、どこか
センチメンタルな絵で描かれていて
しんみりとした気持ちになりました。
この寂しさは、ある程度大きくなってからようやく分かるように思います。
花は、また咲く事が出来るのかな…。
きれいで切ないです。
おそらく、大人向けの絵本です。

咲いた時には夏は終わっていた…。夏が帰ってくればいいのに、と思う赤い花。
私は夏はどちらかというと苦手なほうなのですが、気づくと夏はあっという間に終わっていたというのは分からないでもないなと思いました。苦手とはいっても夏には夏の良さがあるのでやはりないのは嫌ですね。また来てね夏。

全頁試し読みで読みました。賑やかな夏が終わってから咲いた赤い花です。やっぱり、読んでいてもせっかく咲いたのに、お友達がいないのは可愛そうになります。でも来年もまた咲こうと希望を持っているので読んでいて何事にも諦めてはいけないと勇気と希望を貰いました。