あまり予備知識もないまま絵本と思い予約して
手に取ったら児童書なのに、幼年童話でもないのに
挿絵がふんだん。各ページあるふんだんさになんて贅沢なと思わずうなってしまいました。
思いおこせば、テレビで見てその後岩波少年文庫を揃えたもののローラが小さな頃の作品は読んでいなかったことに今更ですが気づきました。
生活はすべて自給自足、クマは出てくるし生活は危険と隣合わせ、でも生活自体はどこかのんびりとした時間が流れていて、家族が力を合わせて生きている姿は、私たちが今便利になった生活の中で失ったものもある。
小さなローラが記憶に残していた情景や人々の姿、生活の営みに至るまでがつぶさに感じられ、挿絵と相まって、100年以上前のアメリカがとても身近に感じられました。
とくに、ミツバチの蜜をとってくるところや、メープルシロップを作るところ、とてもおいしそうでした。