まだ自分で読んだだけで、子どもたちに紹介していないのですが、
大人が読むだけではなく、ぜひ、子どもたちのいる現場にもっていいって読みたい作品です。
見返しの部分のイラストも可愛くて遊び心満載だし、
絵で表現してくれている。良質の絵本だと思います。
たくさんのいろんな「手」。
だれも いなくて てを つなげない
だれか いなければ てを つなげない
で、次にちゃんと声に出して助け(?必要性かな…)を求めるんですよ。
声に出して自分の意思を伝えるって、大切なことだと、思います。
それを自然な絵本という形で聞き手に届けられるのはいいことだなと感じました。
そして、最後は手を出してくれた相手と、しっかりつなぎあうシーンで終わってます。
すごく安心する終わり方でよかったです。
新沢としひこさんの「世界中の子どもたちが」とか歌いたくなりますね。