椋鳩十さんが 書いたこの話は 昭和16年に書かれて 小学校5年生の教科書で 子ども達が学んでいたのです
それが あべ弘士さんの絵で 絵本となり2017年12月に発行されました
まえがきで なぜ この物語が書かれたのか良く分かりました
鹿児島県栗野岳の麓に住んでいた大造じいさん(狩人)の話を聞いて この物語が書かれたんです
残雪と言い名前の がんの頭領は 頭の良いがんです
しかも 自分たちの仲間の身の安全を守るすべも知っていて
みんなを 誘導しているのです
狩人の大造じいさんは がんをしとめたいといろいろ工夫するのですが・・・・・
残雪には かないません
仲間のがんが はやぶさに襲われたとき 残雪は 命がけで助けるのです
感動しました!!
鳥であるがん 残雪の 仲間を助ける姿は 人間の私たちも及ばないくらいの 潔さです
もちろん 大造じいさんは 怪我をした 残雪を助けてやります
そして 元気になった残雪を 飛び立たせるのです
二人の関係は 人間と鳥という関係を越えた 友情を感じました
本当に 感動しながら この話を読みました
学校で子ども達がこの話を学んだ時 どんなことを感じたのでしょう?
表紙のがんの 鋭く 凛とした姿 顔 すばらしい!
あべ 弘士さんが 一番伝えたかった 残雪の姿だと思いました