祖母が息子にプレゼントしてくれた絵本です。
私はまだ、昔話を息子に読んであげたことがなかったことに、この絵本を貰って気付きました(というか、私自身、昔話を知っているようで実際知らないことに気付きました・・・)。
さっそく読み聞かせることに。
息子はジーっと絵本を見つめ、最後まで集中して聞いていました。
内容は、親からすると、少し省略しすぎ??と思えたのですが、それくらいの長さの方が、初めての昔話にはいいのかもしれません。
それに、それなりの内容の昔話は、少々うちの息子には絵柄が怖いものが多いようで、その点でもこの絵本はぴったりだったようです。
いもとようこさんの優しい絵柄は、子供がまず、絵本の世界の入口に立つのに最適だと思います。
タイトルの言葉は、初めてこのお話を聞いた時の息子の開口第一声です。
「なんで、おじいさんに、なったの??」
「なんでかなぁ?きっと、乙姫様とのお約束を守らなかったから、元気なお兄ちゃんだったのにおじいさんになっちゃんたんだよ。」
「・・・・・・」
多分、このあたりの理解、納得はまだまだ難しいと思いますが、何となくでも子供の中に残ってくれたらいいなと、親としては思います。
お話だけではなく、絵本の最後に歌の楽譜と歌詞がついています。
息子には、これも嬉しかったようです。
毎回、この絵本を読むときには、最後に歌を5番まで歌わないと終わらせてくれません^^;
親子共々、1〜5番まですっかり歌詞を覚えてしまいました。