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あまりにも悲しいアルバムです。 生き生きとして、写真の中で幸せを語っている家族が、原爆で亡くなってしまったのです。 幸せと絶望を突きつけられて、冷静な感想は持てません。 一瞬にして消えた家族、絶望して命を絶った母親、妹を背負って懸命に逃げようとした長男。 それぞれに原爆にねじ伏せられた一生でした。 親戚に預けられて遺された写真たちは饒舌です。 当たり前の生活を返せ!!! 何が家族を消滅させたのでしょう。 この事を考えるのは、今を生きている人たちでしょう。
投稿日:2020/06/22
お母さんの年は私と同じです。写真から伝わる幸せな写真に言葉が出ないです。この本が課題図書となっているのですね。この本を読む子はこの家族の子どもたちと同じ世代ですよね。大切なことだと思います。私も戦争を知りませんが、幼かった頃に祖父と当時の話をしたことがあります。戦争を知らない子が今は直接聞けない時代になってきています。この切なさ、むごさ…本で伝わっていくことを願います。
投稿日:2020/07/09
2020年読書感想文コンクール小学校高学年の部課題図書。 広島平和記念資料館の資料写真から構成された作品です。 実は表紙の写真には見覚えがあり、その意味も知っていたので、 題名もすんなり理解しました。 鈴木六郎さん一家のアルバム写真から、一家の幸せな光景が浮かび上がります。 けれども、一家全員、原爆がもとで亡くなっているのです。 それも、別々の場所での死亡記録や、小さな遺骨などで。 なかでも、瀕死を負ったお母さんが、家族の死亡を悟り、自殺したことが、 やりきれないです。 写真という記録で残っていた、確かに生きていた家族の姿。 それが、一瞬で消されるという事実に、向き合わなければなりませんね。 自分に何ができるか、考えたいと思います。
投稿日:2020/07/06
親も祖父母も戦争を知らない世代、そんな現代の子供達にそう戦争の悲惨さ原子爆弾の恐ろしさを伝えていくか、大きな課題ではないでしょうか。 同じ過ちを消して繰り返さないため、やはり未来の日本を支え生きていく子供達には、やはり戦争について学んでほしい考えてほしい。 この本は、実話であり写真もありで実にリアルでとても考えさせられるものに思いました。
投稿日:2019/07/31
原爆ドームに隣接する広島平和記念公園には 広島平和記念資料館をはじめとしてたくさんの記念碑・記念構造物があります。 資料館で原爆のもたらした悲しみはぜひとも実感してもらいたいですが、 その資料館から北に向かって歩いて5分ばかりのところに 「被爆遺構展示館」という小さな施設があります。 2022年3月に開館した新しい施設で、あまり見学者も多くありませんが、 ここはぜひ見て欲しいところです。 平和記念公園は今はきれいに整備されていますが、 原爆がおとされた当時、ここには多くの人が暮らす普通の町だったのです。 その爪痕が残る住居跡や道路跡を露出展示しているのがこの施設です。 この遺構を見ることで、消えてしまった日常があったことを実感できます。 平和記念資料館もそうですが、この展示館には多くのことを考えさせられます。 『ヒロシマ消えた家族』という絵本にも同じことがいえます。 表紙の折り返しにこう記されています。 「これは、太平洋戦争末期の昭和20(1945)年8月6日、 広島に一発の原子爆弾が落とされるまで確かに生きていた家族の記録です。」 この絵本には原爆の悲惨な写真はありません。 あるのは、広島市内で理髪店を営んでいた鈴木六郎さん一家の どこにでもある日常の記録です。 写真好きのお父さんがいて、笑顔のやさしいお母さんがいる。 おにいちゃんと妹のなんとかわいいことか。 一家にはさらに弟と妹が生まれます。 そんなどこにでもある一家が、原爆によって、全員命を奪われます。 この絵本に写っている一家のこと、「被爆遺構展示館」で見ることができる町の姿、 どこにでもあることが一瞬に消えてしまう恐ろしさを 人類はどうして忘れてしまうのでしょう。 鈴木六郎さんのアルバムから一冊の絵本に仕上げてくれた指田和(さしだかず)さんに ありがとうというしかありません。
投稿日:2023/10/10
ある家族の幸せそうな笑顔のアルバム。それは特別でもなんでもないごくありふれた一家の当たり前の暮らしの記録です。 その幸せを奪ったのは人の力では抗えない天災ではなく戦争という人災です。亡くならなくてよかった命です。 この絵本を子どもたちにどう読んで聞かせるかよく考えて、もう一度読みたいと思います。
投稿日:2022/03/11
戦争は絶対に繰り返してはいけないし、戦争の恐ろしさや悲しさは伝えていかなくてはならない。 つい微笑んでしまうような、満面の笑みで笑って遊ぶ、幸せそうな家族の写真を見て思いました。すべてが一瞬でなくなってしまう、それが戦争なんですね。怖くて悲しくなりました。
投稿日:2021/08/01
写真絵本です。 撮影者、鈴木六郎さんが撮った家族の写真集です。 家族の写真を撮るのが好きだったらしい六郎さん。カメラの向こうでは子どもたちや奥さんがいつも笑っています。 この写真を保管していたのは、親戚の鈴木恒昭さん(恒昭さんのお父さんと六郎さんがきょうだい)、この作品を監修したのはフリーの編集者指田和さんでした。 前半はひたすら幸せそうな家族の写真。 原爆投下の写真が真ん中あたりにあって、 後半はこの家族の素敵な写真とともに、どこで被爆して、どうやって亡くなられたかが説明がありました。 ぜひ、後書きまで読んでほしいです。 後書きで写真を保管していた恒昭さんは、いとこの英昭君とは前日も遊んでいて、その日分かれるとき、「さよなら」といえなかったことが心に残っていると、ありました。 原爆が投下されたことで、このような家族がたくさんいらっしゃったのだと思うと、胸が詰まります。
投稿日:2020/08/28
平和の絵本はたくさんありますが、表紙の少女がとても幸せそうな笑顔で微笑みかけてくるのが印象的です。 2020年度の課題図書として紹介されていて、ひと際、気になりました。この表紙の公子ちゃんの穏やかな表情からは想像もつかないくらい・・残酷なことがこの家族に、広島に・・襲い掛かります。 原爆は、こんな笑顔のかわいい子の命さえも一瞬で奪ってしまうのです。 戦後75年を迎え、実体験を語るかたも少なくなってきています。 でも、後世に原爆のむごさ、戦争は絶対にしてはならないということをこれからもやはり伝えていかなくてはなりません。 この写真から学ぶものが大人でもたくさんあります。
投稿日:2020/08/18
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