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クリスマスのまえのばん」 みんなの声

クリスマスのまえのばん 詩:クレメント・クラーク・ムーア
絵:リスベート・ツヴェルガー
訳:江國 香織
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2006年10月
ISBN:9784776402022
評価スコア 4.15
評価ランキング 26,006
みんなの声 総数 12
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  • 大人っぽく、繊細で、リッチ

    クレメント・ムーアの「クリスマスのまえのばん」は、たくさんの有名作家さんがイラストを描いていて、いろんな作品があるので、読み比べて楽しんでいます。
    こちらはツヴェルガーの作品。江國香織さんの訳と相まって、大人っぽく、繊細で、美しい仕上がりです。
    ところどころに金色が施されていて、リッチな雰囲気も。
    大人へのクリスマスプレゼントにも向いてると思います。

    投稿日:2024/10/22

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  • クリスマスの前に読んであげたい

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子5歳

    トナカイにのってくる、サンタさんセント・ニコラスのお話です。
    煙突から入ってきて、プレゼントを置いてでていく。その様子が描かれているだけなので、娘はこの絵本を読んで「そんなん知ってるし〜」と、あたりまえでしょ。と言っていました。キラキラゴージャスな金や銀の部分が素敵で、大人でも、クリスマスっぽい様子にワクワクします。

    投稿日:2018/12/28

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  • 江國さんの翻訳が。

    図書館で借りて読みました。
    絵がとても好きで読んだのですが、翻訳につっかかってしまって、
    確認したら江國さん.....。

    (江國さんの著書は好きなんですけど、
    翻訳は読みにくいなと思うことが多いのです)
    買いたいけれど購入に至れず.....ジレンマです。

    子供達が眠る絵の文章で、 

    「ママはスカーフであたまをつつみ、わたしはわたしでぼうしをかぶり、
    ふゆのよるのながいねむりに、ちょうどついたところでした」

    とあり、

    だれだろう、帽子をかぶってる子はいないな...と次のページをめくると、
    帽子をかぶった男の人と、昔、外国の映画でよく見るような、
    ネグリジェにかぶるようなフリルのついた帽子をかぶった女の人。

    あれ、スカーフじゃないけれど、この人がママ?
    でも男の人だからママって言ってるけど奥さんなのかな?
    日本の夫婦がパパママって呼び合ってる文化をここに反映させたのか?

    と、他にも読点が無駄に多かったり、不自然な訳し方のおかげで
    脳内変換がなんども必要で、読み終わるまでにちょっと疲れてしまいます。
    子供に読むには向いていないかと思います。

    江國さん独特の世界観と翻訳文がちぐはぐで
    バランスの悪さは読むのが辛いです。

    悪いところばかり書いてしまいましたが
    リスベートツヴェルガーさんの絵が本当に好きなので
    多少ハードルは上げてるのかもしれません。

    江國さんの文章が持つ空気は、
    クラッシックな絵本のイメージに合ってると思います。

    投稿日:2017/10/25

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  • かわいい小人のおじいさん

    とてもクラシックなイメージのクリスマス絵本です。
    子供たちはすっかり眠っているのでしょう。
    かあさんも。
    父さんだけが、そりの鈴の音に気付いて、起きて窓辺に行ったのです。
    すると、小人の陽気なおじいさんが、8頭のトナカイにひかせたそりで
    空をかけてやってきました。
    やってきたサンタの様子が細かく描写されています。
    この絵本では、言い伝えの通り、セント・ニコラウスで、描かれています。

    投稿日:2016/12/08

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  • 静かで素敵な絵本です。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    クリスマス月間に5歳の娘と読みました。

    絵も美しく、江國香織さんの訳も絵にまたぴったりで、
    寝る前にベッドで読むにはとってもぴったりの一冊。

    さむーい時期にあたたかいベッドで娘と二人、
    クリスマスを題材とした静かで素敵な絵と文の絵本。
    理想的な過ごし方ができとてもうれしく思いました。

    絵本の内容は、というと、二人ともなんだかまったりしすぎて
    あまり追求はしてないのですが、

    「セントニコラスってサンタクロースのこと?」
    「この物語の主人公ってだれなんだろう?」
    「ねずみさんだよ」
    「あれ、この赤と白のストライプのパジャマの人は???」

    と、いろいろと疑問が残りました。

    調べてみると有名なお話で、
    他にも絵本がたくさんでているようですね。
    クリスマスが終わる前までに、他の本も是非、
    娘と読み比べをしてみようと思います。

    投稿日:2016/12/02

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  • 好みですね!

    一時的なものではなく,長く読めるクリスマス絵本を子供に飼ってあげたいと思い,こちらを手に取ってみました。
    こちらの絵本,サンタクロースではなく「セントニコラス」という名前で出てきます。そこを子供がどう受け入れてくれるか(笑)。
    雪の結晶のカタチや金色をたくさん使ったイラストが印象的な絵本でした!
    クレメントクラークムーアの詩の絵本は他も出ているので,読み比べてみるのも面白いですね。
    イラストや訳で,ずいぶん雰囲気も違ってくると思うので☆

    投稿日:2015/09/16

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  • ゴールドが印象的な絵

    この絵本の中では、サンタクロースという言葉は一切出てこなくて「セント・ニコラス」と呼ばれています。
    なので、子供は少し混乱していました。「サンタさんじゃないの?」と。
    絵が上品な雰囲気で、特に、ゴールドが印象的だったと思います。

    投稿日:2012/12/02

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  • カレイドスコープ(万華鏡)!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    アメリカではおなじみのクレメント・クラーク・ムーアの詩に、
    リスベート・ツヴェルガー<オーストリア>の画家が絵をつけている作品です。
    彼女自身が版画家の娘だからなのか、表現力がとても個性的でした。
    雪の結晶のようにそこかしこにさり気なく描かれているトナカイや妖精(もしくは子どもの)絵!
    この描き方(雪の結晶のような形)はまさに「カレイドスコープ(万華鏡)」を見ているようでした。
    そして、作中で『金色』の部分だけが、金粉か何か特殊な金を使っていました。
    そこもすごくインパクトがあって、魅力的でした。
    この詩を使っている絵本は何作か読んできましたが、この作品は中でも、とても現代的で個性的な素敵な絵本だと思います。

    投稿日:2012/01/10

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  • クリスマスらしい絵本

    一度この『クリスマスのまえのばん』を全部並べて絵や文章を読み比べてみたいと思っていました。

    ちょうど、デンデロワ絵のものとツヴェルガー絵のものがあり、二冊を読んでみることに。

    デンデロワ絵のものは、ユーモラスでコケティッシュな魅力があるセントニコラスで、ニコラスの衣装が黒いんですよ。

    こちらのツヴェルガーの絵本は、絵が格調が高くて美しいです。

    表紙に眠っている子どもたちなのがツヴェルガーらしいというのか、前面にセントニコラスが出て来ません。

    こちらのセントニコラスは、茶目っ毛がありいたずらっぽい表情です。

    最終的には好みということになるんでしょうけれど、私はツヴェルガーの美しい絵が好きなので、絵を見てその世界観にどっぷりと浸りました。

    今年はデュポアザンが『クリスマスのまえのよる』としてこのムーアの文に絵をつけた絵本もあるようなので、今度はターシャの絵の本も含めて比較ができたらいいなあと思っています。

    とてもクリスマスらしい絵本で、「すべてのひとにたのしいクリスマスを」と思います。

    投稿日:2011/12/08

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  • 静かにほんわか

     サンタクロースがセントニコラスという名前で登場します。幻想的なのに、リアルな不思議な絵がツヴェルガーさんらしくてすてきです。金色のさし色がとても効果的だなと思いました。

     雪の結晶をよく見ると、トナカイや子どもたちになっているのも、おもしろいです。
     セントニコラスとトナカイが空に帰っていく時、
    「綿毛のように とんでいきました」という言葉が印象的でした。
     静かにほんわかこころがあたたまるお話でした。

    投稿日:2010/12/18

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