てんを おしあげた はなし」 みんなの声

てんを おしあげた はなし 作:牧野 夏子
絵:佐々木 マキ
出版社:福音館書店
税込価格:\429
発行日:2007年11月
評価スコア 4.53
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みんなの声 総数 14
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  • 大きなつっかえ棒

    天と地にはさまれて、押しつぶされそうになった人間が起こした行動は…?
    中国チワン族の昔話は壮大です。
    太陽や月まで間にはさんで押しつぶそうとした天って、どんな存在なのでしょう。
    そんな壮大な空間を支えるつっかえ棒を、立てた人たちは神のような存在ですね。
    スケールが大きすぎて、ナンセンスには思えませんでした。

    投稿日:2022/10/03

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  • むかしむかし 太陽も月も 草も木も人間も いなかったころ
    天と地は仲の良い兄弟だった  こんな始まりで民話がはじまります

    天と地の間に いろんなものが現れ 離ればなれになった 天と地は「はなればなれは いやだ いやだ」と上からと下から押したのです
    太陽は真っ赤になり 月は青ざめ 人間は くいしばって 二本の足で立って踏ん張ったこと
    動物たちは四つんばい    困った人間     長老のおじいさんの
    アイデアで つっかえ棒を 東西南北に 天と地の間に置くのです
    民話の極意がおおらかで いいです
    おかげさまで  今日の姿があるんですね

    語りでできたらいいですね

    投稿日:2018/02/02

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  • なぜか息子のお気に入り

    佐々木マキさんの作品で民話をもとにということで、気になっていたのですが、偶然手に入ることに・・・けっこう長い話で、天、地、人、動物についての話ですが、息子にはまだまだだと思っていたら、なぜだかけっこう気に入って、たびたび持ってくる本です。佐々木さんの絵の魅力でしょうか・・・

    投稿日:2012/03/14

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  • 中国の神話

    表紙に中国チワン族のおはなしとありました。

    中国の神話にしては、表紙の絵がイメージとしてマッチしてないなと思

    った私ですが、佐々木マキさんの絵なんで納得してしまいました。

    明るいカラーの絵と、何となく御馴染みの動物達に親近感が持てました

    天と地が兄弟だったなんて、想像もしませんでした。

    オレンジとピンクのカラーだから、漫画っぽく感じられ明るい気持ちで

    読めました。可愛い目、鼻、口、手まであっていじらしく兄弟離れ離れ

    に同情さえしました。

    お年寄りはやっぱり長く生きてきただけあって物知りで賢いので役に

    たつなあって思いました。

    投稿日:2010/01/19

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  • こどものとも

    こどものともが好きなのと佐々木マキさんの作品だったのでこの絵本を選びました。斬新なストーリーに目を見張りました。独特な感性に感化されました。色々考えて行動して失敗してもまたその失敗から様々な事を学ぶのが素晴らしいと思いました。考える事の大切さと行動する事の意義を再認識できる絵本でした。天と地の表情の描写も気に入りました。

    投稿日:2010/01/20

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  • てんとちのつっかいぼう

    ささきまきの本がすきなのでかいました。

    てんとちのつっかいぼうがたおれないから

    いろいろな生きものが

    生きていれるとおもいました。

    あと、むかし、てんとちが

    くっついていたことがわかりました。

    投稿日:2009/04/01

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  • スケールの大きさにびっくり!

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    中国チワン族のおはなしということです。
    天と地はなかのよい兄弟で、いつもぴったりとくっついていた。。。この発想が、私のなかには全くなく、驚きでした。子どもは、どっちが天でどっちが地?なんて聞くくらいですから、天も地も理解できていません。それでも、ページを進めるにつれてわかってくるところが、このお話の力だなあと思いました。

    どうして天と地のあいだに太陽や月や星、生物がくらしていられるのかが、この本を読むとわかります。なるほどなあと驚き納得してしまうことばかりですが、チワン族の人たちのなかで語りつがれているお話を、このようなわかりやすい絵と文で分かち合えたことがなによりもうれしかったです。

    投稿日:2008/09/01

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  • そうだったのか・・天・地ごめんね

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    娘が見つけておもしろいよ、と教えてもらったお話です。さ佐々木マキさんの絵がユニークで綺麗な色なのも気に入っている一つだと思います。

    中国のチワン族の民話で天と地が始めはくっついていたのに・・中に植物、動物、いろんなものの出現によって段々はなされてしまったというお話でした。

    太陽が赤くなった訳、動物が4本足な訳、老人が腰がまがってしまった訳・・
    そうだったのか〜と思わずうなずいてしまいました。

    個人的には天と地が離されて気の毒な感じです。

    自分の命が尊い犠牲の上に生かされているんだなぁ・・って思います。

    聖書ではないけど創世記のようでスケールがでかくておもしろいお話です。
    男の子でも興味を持って聞いてくれる内容だと思います。

    投稿日:2008/04/06

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  • 言い伝え

    佐々木マキさんの絵に惹かれて読んでみました。娘は最初えーなんかつまらなさそうと言っていたのですが読み出すとへぇ〜と聞き入ってました。このおはなしを全部信じてるのかどうかわかりませんが。そしておはなしのスケールの大きさにびっくりです。てんとちが兄弟だったなんて。でも本当に中国で伝えられているお話だそうで こういう言い伝えられているお話というのをどんどん知っていきたくなりました。

    投稿日:2007/12/04

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  • 民話ならではの1冊

    中国の神話が元になっているお話だそうです。

    天と地は仲の良い兄弟で、昔はいつも一緒だったんだとか。
    でもそのうちその間に、人間や動物やお月様や色々なものが現れてきて、
    兄弟(天と地)は離れ離れに。
    でも仲良しの兄弟はもう一度一緒になりたくて・・・

    動物は昔2本足で歩いていた?!
    おじいさんの腰が曲がっているのは・・・
    とか、意外なことが書かれていて、
    ちょっとびっくりしてしまいました(笑)

    息子もそうだったようで、ワニも昔は4本足だったの?!
    と驚いたりしていました。

    民話ならではの面白さがある1冊だと思います。

    投稿日:2007/11/26

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