「こねずみトトのこわいゆめ」 みんなの声

毎晩怖い夢を見てしまうトト。
お母さんもお父さんも兄弟もアドバイスしてくれたけど、どれを試しても全然改善しなくて、どうなっちゃうのかなー？と思っていたら、最後には素敵な出会いもあって、本当に良かったね。と思いました。

こねずみのトトは毎晩怖い夢を見てしまいます。お母さんやお父さんに相談して解決方法を考えますが、それでもいつも怖い夢を見てしまいます。

でも、その怖い夢に出てくる怪物の正体は…。最後はほっとしました。長女も安心していました。

お話もよかったのですが、私も娘たちがこんな風に「怖い夢を見て眠れない。どうしたらいい？」なんて聞いてきたときは、トトのお母さんやお父さんのように優しく諭して話を聞いてあげたいなと思いました。

絵本から学ぶことって本当にいくつもあります。

寝る前の不安な気持ちが、描かれていましたね。
「どうしよう」と相談すると、家族からいろいろなアドバイスがもらえます。
どのアドバイスも「なるほど」と思うものでしたが、どんなに怖がっていても一緒に寝ることがないというのが、日本とは違うところなのでしょう。
結局は、かわいい結末だったので安心しました。

とても丁寧に画かれている絵に魅入ってしまいます。

丁寧なうえに色彩もとても綺麗で、ページを捲るのがとても楽しみでし

た。こわーい怪物だと思っていた夢は、実はトトと一緒に遊びたいヤマ

ネのチッチだったなんて、怪物くんの正体がわかってよかったと思いま

した。こわーいかいぶつごっこも面白そうです！

うちの子はとっても気に入りました。
とにかく「トトがかわかった」そうです。
家ではハムスターを飼っていて、この手の動物には弱いんです！！
トトが目をこすっている仕草とか、ペットボトルのキャップをティーカップにしてミルクを飲んでいるところとか…。
ねずみの仕草がよく表現されていて、画を描いたスー・へラードさんはいっぱい観察したんだろうな〜と、思いました。

うちの子いわく、普通の絵本の結末はだいたい想像がついちゃうけど、このお話は、最後がこうなるとは思わなかった。想像がつかなかったとこもよかった。と、いっていました。
うちの子が、自らこんなに誉める絵本はなかなかありません！

とっても愛らしいこねずみの絵です。
ちょっとかれらの苦手なしっぽですら
それにしがみついているトトが愛おしい。
家族のそれぞれの行動もねずみの日常？が垣間見られて楽しいのです。
そして、なんてなんて可愛い結末。
恐怖に立ち向かう凛とした表情のトトが印象的でした。

トトは毎日恐いゆめをみては目が覚めてしまって
お父さんやお母さんに相談するのです。
その、ぐっすり寝るための方法をそれぞれがアドバイスするのですが
親の私は「へ〜、こんな方法もあるんだ！」って
思わずメモってみたくなる方法も有り、いいこと聞いちゃった。
と思ったのですが、いつもぐっすりねむってる息子は
毎日恐いゆめに悩まされてるトトをかわいそう。といって
気の毒に思ったようです。でもね、ラストに向かって安心感を
感じることができたので、「きょうからはぐっすりかな？」
と息子も安心したようです。さて、トトに何が起こったのでしょう？

私と同じように息子も「おもしろい方法もあるんだね」と
熟睡する方法をみて笑い飛ばすと思ってたのですが
意外とトトを気遣ってたので、やさいいね〜
と、親としてうれしいこともありました。

トトは自分の怖い夢をなんとか解決したくて
ママやパパやお兄ちゃんに相談するのだけど
余計に目ざめは悪くなるばかり。　
トトは一体どうなっていくのだろうというドキドキ感を誘います。
内容もイラストもどんどん怖そうな展開になっていくので
夜の読み聞かせが主な我が家には
ちょっと辛い内容かな〜って思ってしまいました。
ラストにはものすごい安堵感が来るのが救いかな。
子どもの頃ってやたらと怖い夢ってみますよね。
よく娘も夜中に目覚めて泣くことがあります。
そういう意味で共感はするかもしれないけれど
リアルすぎる面もあるかもしれないです＾＾；