とっても きれいな色と世界の絵本です。
貧しいけれど陽気で動物や子どもたちに囲まれて歌いながら過ごす くつやさんと、
お金持ちだけれどとても陰気で「悪い魔法使いみたい(娘の言葉)」なお金持ちのやり取りが描かれたお話です。
大好きな人たちに囲まれて楽しく過ごす生活と、お金を数えて疑いながら静かに過ごす生活。
お隣同志の二人のやり取りを見て 昔ながらの子どもへのメッセージが素敵なきれいな絵の物語を通すことですとんと伝わってくるように思います。
お友達に囲まれて楽しく過ごす毎日はとても楽しいよ♪
みんなを疑って過ごす毎日は 病気になってしまうかもしれないよ!
大好きなお仕事をするのってとってもしあわせなんだよ♪
くつ屋さんの表情をよく見ている娘は、4歳ながらに最後のくつ屋さんの笑顔で歌う姿を見て、いつもふぅっっ とため息をつくのです。
きっとくつ屋さんを心配して、そして最後に安心するのだと思います。