「続・地雷ではなく花をください」 みんなの声

前作品に衝撃を受けて、こちらも手にしました。
この作品の中では、世界の中でも被害の深刻なカンボジアに注目しています。
子供が被害にあっている姿は、本当に辛くなります。
地雷の除去作業の様子も、よくわかりました。
本当に、大変な作業です。

『地雷ではなく花をください』の続編。
サニーちゃんにお手紙がたくさん来たことがわかります。
多くの方が地雷について感心を示してくれたことが嬉しいですね。
さあ、今作はカンボジアの現状です。
実際の地雷原と呼ばれる場所での、地雷撤去作業が描かれます。
なんという、気の遠くなる作業でしょう。
そして、被害者の声も具体的に描かれます。
ほんの日常で起こる出来事、ということが体感できます。
やはり、知っておきたい現実だと思います。

カンボジアの現状を伝える貴重な絵本です。

テレビのニュースでは知りえない、地雷の実態や地雷被害にあった人がどんなひとなのか、そしてどんな被害にあって、その後にどんな生活を余儀なくされたのか、判りやすく伝えています。

幼い頃から、こうした反戦を訴える作品を紹介することによって、次の世代を担う子どもたちに、なぜ戦争がいけないのかを本当の意味で伝えていくことができるのだと思いました。

「地雷ではなく花をください」のコーラスがきっかけでさがしてみたらたくさんの種類がでていました。

続・地雷〜は絵本の反響の大きさの紹介がしてあります。
対人地雷の撤廃にアメリカ・イギリスと続々動いているのが分かります。

今回はカンボジアの実態の紹介です。
カンボジアの地雷原はなんと村の中と道・・・

たくさんの方が足や手をなくされています。

サニーちゃんはどうか・・
心や希望は捨てないで・・・と願っているのに心が打たれました。