どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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「芸術の秋」をテーマに5年生の読み聞かせした絵本です。 絵は地味です(;_;)…が、本の題名と内容は意外にユニークです。 変わり映えがなく退屈な「はいいろの世界」からお話がはじまり、悲しい気分になる「あおの世界」→ まぶしくて頭の痛む「きいろの世界」→ 怒りっぽくなる「あかの世界」へと、色とともに人々の感情が変化する様が楽しめます。 また、「あお、きいろ、あかをそれぞれ2色ずつ混ぜたら何色になるか?」を子ども達に尋ねながら読み聞かせできる所もあります(5年生には簡単すぎました〜)。 お話は少し長いけど、変化が楽しく引き込まれる絵本です。
投稿日:2011/10/26
小学校2年生の朝の読書タイムで紹介しました。 白と黒と灰色だけだった世界から 魔法使いによって 次々と色が作り出されていく様子に 子どもたちは惹き込まれ ラストの色とりどりのページでは 「うわぁ きれい!!」 歓声が起こりました。 ひとつの色だけではうまくいかない、 いろいろな色があってこそ調和がとれる。 奥深い素晴らしい作品だと思います。
投稿日:2013/03/09
大好きなアーノルド・ローベルの絵本。 5歳の息子と読むために、 図書館から借りてきました。 その昔、色というものがなく、「はいいろのとき」だった頃、 一人のまほうつかいがなんとかしようと、 「あおいろ」をつくりだします。 淡い青一色で描かれた「あおいろのとき」、 淡い黄色一色で描かれた「きいろのとき」、 淡い赤一色で描かれた「あかいろのとき」もページを経て、 最後にぱっと出てくる色とりどりで描かれた世界は、 読み手もはっと息を呑むほどキレイ。 息子も私もこのページには思わず釘づけになりました。 絵もストーリーも期待通りの内容で、 やっぱりアーノルド・ローベルっていいな。 私も息子も一回では足りず、続けて二回読みました。
投稿日:2012/04/10
これは素敵な絵本ですね。確かに白黒だけだとつまらないし何を見ても、何を食べても美味しくない、キレイじゃない、と思います。色が出来始めて、混ぜ合わせてどんどん違う色が。色によっておこる気持ちの変化も表現されていて素敵だと思いました。子供に読んであげたい素敵な1冊が見つかりました。
投稿日:2024/09/11
とてもおもしろい絵本で、集中して最後まで読むことができました。 この絵本で、三原色のことを初めて知りました。 赤、青、黄の三色があれば、どんな色でも作れるのですね。 読み終えてから、ベージュや茶色、白色の作り方をネットで調べ、一人で感動しました。 中でも、三色を応用すれば白色までも作れることに、本当にびっくりしました。 惹き込まれるようなお話の展開もすばらしいですが、三原色の知識を得たことが、私にとっては何よりの収穫でした。
投稿日:2022/11/22
黒と白、グレーしかない世界で色が作られていった物語。 白黒の世界がぱっときれいに色づく様子に「おぉ」ってなります。 でも、全部が青色だとみんなの気分が落ち込んで、全部が黄色だとみんなの目がちかちかして…確かに確かに。っていう感じで、色のイメージを楽しめました。
投稿日:2018/04/08
子どもたちが小さい頃、とても気に入っていました。 色のない世界に、魔法使いが色を発明しますが、全部一色で塗ったために憂鬱になったり怒りっぽくなったりして…というお話です。 物語の展開も絵もわりと地味で、あまり読まないかと思いましたが、何度も読み聞かせをせがまれ、自分たちでも何度も読んでいました。ふたりとも、寝室に持っていって一人静かに読むことが多かったです。なぜだろう。 意外だったな〜と思いながら、ふと作者を見てみると、アーノルド・ローベルさんじゃないですか!(なぜかこの時まで気づきませんでした。あまりに頻繁に読んでいたので表紙を読み飛ばしていたのですね。) 子どもたちは「ガマくんとかえるくん」シリーズが大好き。 作風も絵も違うし、子どもたちも作者に気づいてなかったと思いますが、素直に響くものがあったのでしょうね。なんだか驚いた体験でした。 勤め先の保育園に持っていったところ、3、4歳児クラスで人気です。 最後のカラフルなページを開くと、「わあ!」と自然に笑みがこぼれます。 汚れてきてしまったので、もう1冊購入しました。
投稿日:2017/02/09
小さい子どもから楽しめる神話のような絵本です。 いまみたいになる前に本当にあったかもしれない「まほうつかいが色をつくっていた世界」をのぞき込み、新しい世界が広がったようです。 娘にとっては、はじめての神話でした。 まほうつかいの喜びの声「これじゃ!これじゃ!」が気に入っています。
投稿日:2016/10/14
私が子どものころに幼稚園で読んでもらって、なんておもしろい本があるんだと感激した本です。あまり幼稚園時代のことは覚えていないのですが、この本のことはおおぼえています。とても思い入れのある本です。娘にも読んでほしくて、4歳のクリスマスにサンタさんからプレゼントしてもらいました。 むかしむかしは色のない世界でした。そこへ魔法使いが色をつけていきます。赤、黄、青、いろいろ試してたどりついたのは・・・。白黒の世界に見慣れてから見ると、最後の色鮮やかな世界はとても美しいです。娘も「この絵きれいだよねー」と言っていました。読んでみてください。
投稿日:2016/09/30
アーノルドローベル氏の絵本といくことで読んでみました。 色の始まりについて描かれているお話です。 青は悲しい色,黄色は目がチカチカする色,赤は怒りっぽくなる色と,少々偏見も入っていますが(でも確かにそんなイメージもしますね),たくさんの色々な色があって世の中美しいという結末はよかったです! はじめは黒と白から始まったイラストが,青一色を経て黄色一色を経て赤一色を経て,最後は色鮮やかなたくさんの色であふれたイラストに。その変化も見応えがあって楽しめました!
投稿日:2015/10/05
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