「かみのけないのこぶたちゃん」 みんなの声

５歳の娘が図書館から借りてきました。

可愛らしいこぶたちゃんの様子が気になって借りてきたようですが、
なんだか題名からして、私にとってはちょっと切ない一冊。

１０年前に生まれた長男の頭に髪の毛が全然はえてないことや
それをいろんな人に指摘された日々を思い出し、
リボンを結びたいけど結べないこぶたちゃんの姿に笑えませんでした。

そんな「かみのけないの？」と言われ続けた息子ももう１０歳。
今はふさふさの少年です。

でもこぶたちゃんの髪の毛は１０年まっても生えてこない。
頭につけるリボンも首元に付けた姿が一番かわいかったので、
それで満足してくれてたらいいな、と思った一冊でした。

一方かみのけをつけて生まれてきた娘はこの心の痛みが分からないらしく
結構ケタケタと笑っていましたよ！

こぶたちゃんがリボンをいろんなところに結びます
絵本を読みながら
息子を触ったら嬉しそうにしていました
おとぼけた愛らしいイラストとストーリー
子供との触れ合いあそびにもってこいの絵本だと思いました
シリーズのようなので、他のも読んでみたいです

青いリボンがあるけど髪の毛がない。

どこに結ぼうか、いろいろやってみます。

耳につけたり、目隠ししたり・・。

でもホントは頭につけたい、でも髪の毛がない・・・。

やっとあつめた三本の髪の毛につけたリボンの絵が

なんともかわいい絵でした。

こぶたちゃんは赤ちゃんの設定なので

おむつをしている絵です。

おむつの子が少ない毛をあつけてリボン。

なんだか笑っちゃいました。

　うちの子はみんな赤ちゃんの時髪の毛が少なくて、題名が他人事とは思えず手に取りました。偕成社からの出版で小さくて持ち運びしやすい大きさです。
　体のあちらこちらにリボンを結ぼうとするこぶたちゃん。それにあわせて子どもの体を触りながら読めるので、２歳前の娘にはぴったりでした。「おめめに　つけると、いない　いない　いなーい」がもっともお気に入りで、
「いない　いない　いなーい、ばあ」
と自分でも言っています。