新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
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5件見つかりました
かいつぶりの夫婦が、池に巣をつくり、たまごを3つ産んで大事にあたためていました。やがて、たまごから2羽の雛が孵りました。3つ目のたまごは少し遅れてうまれたのが、末っ子の”ぴいた”です。とうさんは、泳ぎが上手になったねえさんとにいさんを連れてすこし遠くまで出かけてみることにしました。「ぼくも いくっ!」と、ぴいたは、巣から飛び出したので一緒に連れて行くことになったのです。好奇心旺盛なぴいたは、案の定迷子になってしまい、必死で探すとうさんとかあさんに助けられてほっとしました。ピイ他の意見を尊重して見守るとうさんとかあさんですが、迷子になってしまったけれど、とにかく無事でよかったと思いました。親って、子供の安全をいつも気にして過ごしているのでいくつのなっても一緒かなあと思いました。末っ子の”ぴいた”が凄く、かわいかったです。
投稿日:2019/03/09
4歳1ヶ月の息子に読んでやりました。ちょっと体の小さいぴいたはおにいちゃんやおねえちゃんのように器用に行動できません。だから、泳ぎもうまくないし、遅れちゃって、もう少しでへびさんに食べられそうになります。でも、それをみんなに助けてもらいます。ちびっこだけど、愛らしいかわいい子です。そしてイラストもとても素朴でかわいらしさを120%だしているので、すーっと中に溶け込んでいけます。こんなにイメージとマッチしている絵本はそうそうないのではないでしょうか。かわいいお話が好きなお子さんにはお勧めです。へびに食べられそうなときだけはちょっと怖いかな?
投稿日:2011/10/12
新しい絵本のわりには地味な印象ですが、意外にも娘が気に入りました。 「カイツブリ」という水鳥の夫婦に生まれた「ぴいた」。 一番最後に生まれたので体は小さいですが、好奇心旺盛で元気一杯です。 ある日、お父さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒にちょっと遠出をすることになりました。 でも初めて見るあれこれに気をとられているうちにはぐれてしまい・・・。 いかにも子どもらしいぴいたのキャラクター、ハラハラドキドキの冒険、最後はお母さんに抱かれて眠る安心感。 子どもの心を捉える要素がたっぷり入った絵本でした。
投稿日:2010/11/03
愛らしい表紙だったのでこの絵本を選びました。主人公の気持ちを尊重する両親はとても格好いいなと思いました。子供達のために何度も水の中に潜る父のたくましさが素晴らしいと思いました。がまの花が美しく描かれていたのでうっとりしました。主人公の危険を察して助ける父親の姿に感銘を受けました。
投稿日:2010/03/23
去年の今頃発売された絵本です。 表紙絵はあまり今風な作りになっていないので、目に留まられたかたは少ないかもしれません。 でも!いいですよ〜。 最近読んだ絵本の中ではかなりポイント高いです! 作者がカナダに本拠地がある「ネンチャーアーティスト」というグループに入っていらっしゃるせいか、自然界の描写がとても自然であたたかくて、素敵でした。 『カイツブリ』という種類の水鳥の子ども・ぴいたが卵からかえって、きょうだいたちと初めての体験をするホントに短いお話ですが、 文は必要以上に語らず、ぴいたの冒険を伝えてくれているし、 絵は、写実すぎず、マンガっぽすぎず、はっきりとした絵柄で遠目もききます。 とてもずばらしい作品なので、ぜひ子どもたちに読み語りたいです。 読み語るなら、幼稚園くらいから、小学校中学年くらいまでお薦めです。
投稿日:2010/01/24
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