新美南吉氏の作品で
きつねの登場は多いですよね
それも母子
このおはなしもそうです
山の動物が行灯に集まっている!
とのこと
おもしろい設定です
その行灯の油が切れて
買いに行くのに
きつねの子が男の子に化けて街にいくのです
「てぶくろをかいに」行くのはわかりますが
行灯の油、今までその油はどうしていたんでしょうね?
誰が買っていたのでしょう?
このお話では買い物はOKなんです
手が反対とか
化け方も完璧でばれたりしません
だんだん、気が緩んじゃうですね
「人間は怖くない」って
で、お腹も減る・・・
で、なんと!油をなめちゃう・・・
大丈夫なのかな???
と、お腹を心配してしまいます(^^ゞ
みんなは、こどものしたことだし
自分たちが行かないんだし
怒るわけにもいかず・・・
おかあさんキツネの気持ちだけが
なんとも温かく
作者である新美氏が
幼い頃に母親にしてもらいたかったことなのかな
とも思うのでした