町の子供たちと「同じ」でないため友達のいないウエズレー。
子供たちはウエズレーをいじめたりするけれど
彼は淡々と自己分析をし、逃げるのは得意だから大丈夫!と
自分らしさを失ったりしない強さを持っている。
あるひらめきから、彼の素晴らしい日々が始まるが、
この子のずば抜けた探究心、発想力、行動力には
ページをめくる毎に感心させられます。
まるで魔法のように何でも工夫して素敵なモノを作りだすウエズレーと
絵とお話の緻密な美しさに、娘も私もワクワクして読みました。
長く楽しめる絵本になりそうです。
ウエズレーの庭に風が吹いてくるページは
彼の純粋で一途な思いが伝わる、とりわけ美しいシーンだと思います。