『ピッキーとポッキー』でお花見にでかけた二人が、今度はいかだに乗って川を下り、海水浴へ出かけます。
涼しげで、楽しげで、ピッキーとポッキーと一緒に川下りしている気分になって、ワクワクしながら読み進めました。どんぐりやクローバーや大きな石、はじめはなんでそんなものをいかだにのせているんだろう?と不思議なのですが、それがきちんと役に立つというのが楽しいです。
ハプニングもありますが、みんなに助けられて、無事砂浜についたピッキーとポッキーたち。砂浜で用意したおべんとうをみんなで食べている様子が最高です。
子どもたちは、はじめのページの「うみへゆくみち」の地図が特にお気に入り。読み終わってからも、その地図に戻って、細かく描かれたピッキーとポッキーがたどった道を眺めては、なにやら楽しそうにしています。