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「たくさんのふしぎ」のロゴデザインを堀内誠一さんがされていることを知ったのはつい最近です。 この本の中では絵だけでなくレイアウトも堀内誠一さんです。 一本の鉛筆ですが、作る工程ではたくさんの人が関わっています。まず木の材料を訪ねてスリランカへ。 もちろん、普段私たちが使っている鉛筆の木を誰が切ったかなんてことはわかりませんが、この本の中では木を切った人の暮らしぶりや、木を運んだ船のこともわかります。 そんな知識のことだけかと思いきや、「なくした鉛筆 西條八十」なんて鉛筆にまつわる詩まで紹介されていて、「これはすごい」と。 レイアウトも見てしまうと、さすが堀内誠一さん。どれだけたくさんの仕事をされたんだろうと思います。 絵本の絵だけでない堀内さんを堪能できる一冊でもあるかなあと思いました。
投稿日:2011/10/01
身近な「鉛筆」の材料1つ1つを通して、それに関わる人たちの人生と、自分の人生がつながっていることがわかる絵本。 1985年刊行。 子どもの頃にも、読んだ記憶があった。 鉛筆の材料である「黒煙」「樹木」を採取する人、加工する人、運ぶ人、加工して鉛筆に組み立てる人、鉛筆を売る人。 それぞれの工程に関わる人の人生や家族、暮らしや仕事ぶりを写真で紹介している。 私たちが子どもの頃に、一番身近に使った道具の1つであり、大人になるとあまり使わなくなったものだが、実に多くの人が関わっていた。材料も、バトンを渡して繋いでいくリレーのように、外国から日本にやってきて、工場で加工されて、お店で売られて、私のもとにやって来る。実は奇跡の出会い。 こういうことを知ると、モノを大切にしようと思う。 物ばかりではなく、人も大切にしなければならないし、自分自身も大切に、地球も大切にしなければ。 粗末に扱ってよいものなど1つもないのだとわかる。 80年代にできた本だが、今見ても、とても考えさせられる。素晴らしい作品だと思う。
投稿日:2024/07/05
毎日つかっている、たった一本の鉛筆すら自分ひとりでは作り出せず、本当にたくさんの人に支えられて今の生活があるということがよくわかる絵本でした。小学生みんなに読ませたい絵本ですね。 その、自分を支えてくれるたくさんの人の家族や生活が紹介されていて、それゆえ、たくさんの人の人生に触れているのだという実感がもてます。大切なことを、とても分かりやすく教えてくれました。
投稿日:2021/08/01
タイトルに惹かれて、手に取りました。 当たり前に毎日使っている鉛筆。 その鉛筆ができるまでには、遠くの国でいろんな人が関わっていることがわかります。 鉛筆の芯の原料である黒鉛を掘るスリランカの職人さん。 木材をきるアメリカの職人さん。 木材を運ぶ人。鉛筆を作る人。鉛筆を売る人。 などなど、たくさんの人の力の結晶なんですね。 鉛筆が愛おしくなる絵本です。
投稿日:2020/12/17
堀内誠一さんのイラストはとても好きなので興味がわきました。 1本の鉛筆、日本の子供たちも何気なく使っている鉛筆のむこうがわには、木材を伐採する国、その方達の暮らし、木材を船で運ぶ船、たくさんの人と物が繋がっているのですね。 そう思うと鉛筆も感慨深いです。
投稿日:2019/09/02
鉛筆の芯はスリランカから来た黒鉛、木の部分はアメリカから来た製材、そしてそれらの材料に関わった人たちがいる。 この絵本に書かれた連想の広がりはすごいと思います。 材料を運送するのに関わった人たち、材料を鉛筆に仕上げた人たち、そして自分の手元に届くためにはお店の人もいる。 一本の鉛筆を題材に、社会の仕組みを考えるきっかけにする、素晴らしい教材です。
投稿日:2018/06/15
私が小学生の時に、国語の教科書に載っていた話です。最近ふとこの話のことを思い出して読みました。 1本の鉛筆ができるまでに、世界中のいろいろな人が関わっていることがこの本を読むと分かります。それぞれの人が、どのように鉛筆にかかわっているのかの他にも、どんな家族構成でどんな生活を送っているのかなども書いてあり、読み応えがあります。小学生の時に読んで、だいたいの内容は覚えていましたが、20年たって改めて読んでみると、新たな発見があって新鮮でした。 木こりのダンドレスさんは、夕食時にビールを24本も飲むとか、えっ‼と驚きでした。奥さんに文句を言われたりしないのかなと、勝手に心配してしまいました。スラットという鉛筆の材料となる木を運ぶコンテナ船の食事メニューも見ているだけでおいしそうでした。 鉛筆をとおして、いろんな国の人の生活が垣間見えるとても内容の濃い本でした。
投稿日:2017/04/23
鉛筆の材料を採る人、製造に関わる人、売る人、使う人… その人たちはもちろん、材料を運ぶ人、材料を運ぶ人たちの為に働く人… 鉛筆1本の向こう側に、本当にたくさんの人や過程が見えてきます。 鉛筆の製造方法、製造量、驚きがいっぱいで面白かったです。 それにしても、毎日こんなにたくさん作って、使い切れるのかな〜?と思いました。
投稿日:2016/10/12
鉛筆の芯に使われる鉛を掘るスリランカのお父さん、鉛筆に使われる木を切るアメリカのお父さん、材料を日本に運ぶ船乗りのお父さん、鉛筆工場で働く日本のお母さん。鉛筆を売る文房具屋のおばさん、それぞれの仕事と、生活を知ることができます。 スリランカのお父さんは、鉛は体に良くないけれど、家族を養うため危険を承知で鉛を掘り出しています。自分が掘った物が、日本で鉛筆として子ども達に使われていることを知り、とても喜んでいます。 鉛筆の材料を船で運ぶお父さんは、船に乗っている間、何ヶ月も家族と会えません。でも、家族のことをとても愛しています。運んでいる荷物が鉛筆として日本の子ども達に使われていることを知りませんでした。 工場で働く日本のお母さんは、仕事と家事で、朝から晩まで大忙しです。でも、鉛筆をつくる仕事に誇りを持っています。 鉛筆がつくられるまで、いろんな人の苦労があり、生活があります。子どもにこの本を読み聞かせして、少しは鉛筆を大事に使ってくれるようになったのではないかな?と思います。
投稿日:2011/11/14
普段何気なく使っている鉛筆。 この一本の鉛筆を作るためにも、たくさんの人の労力が動いているのだということが、よくわかる本です。 最初のページは鉛を彫る職人さんの写真、次のページは鉛筆用の木を伐採する場面へ、そして日本に運ばれて工場で鉛筆が出来るまでと言う風に 丁寧に説明してくれています。 海外のそれぞれの仕事に携わる家の子供達が、お父さんの仕事を誇りに思ってるところがいいです。 うちの子はよく鉛筆をなくします。消しゴムもすぐにないと騒いでます(苦笑)。 こういう本を読んで、作った人の気持ちをわかって物を大切にしてほしいと思いました。 その辺のものも、決して楽には作られてないのだなと大人の私も改めて思いました。
投稿日:2010/08/05
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