スプーンにとってたいせつなのは、
ひなぎくにとってたいせつなのは、
あめにとってたいせつなのは、
優しく美しい絵と、丁寧できれいな言葉が心地よく、読むほうもじっくり味わいながら読みたい絵本です。
でも、ここまでのモノは、最後のページの大切なことを促すためだったのですね。
あなたにとって
たいせつなのは
あなたがあなたであること
この最後の一文が手書きで、丁寧に丁寧に書かれています。
これに感動して、訳者の内田也哉子さんが書かれたのかなぁと思って調べてみると、旦那様の本木雅弘さんの御自筆だということ。
ご夫婦で、THE IMPORTANT BOOKを大切にされてきた想いが伝わってきました。
この絵本、思春期を迎えたとき、子どもの手元にあってほしい。
うちの子はまだ2歳ですが、これはそばに置いておきたい絵本ですね。