デジカメ時代になり、多いときには、1日に何百枚も子どもの写真を
撮る、なんてこともめずらしくなくなってきた今日この頃。
我が家でもそんな写真があふれています。
でも、「思い出に残る」って、どんな写真だろう?と、ふと考えるとき、意外に、記憶の中からは忘れ去られてしまうような何気ない瞬間を
撮ったものではないかな?と思います。
この本に出会って、入学式や七五三などの「記念写真」ではなく、
子どもの1番生き生きとした表情をとらえた日常の中の写真を
たくさん撮りたい、と思いました。
特別な節目の行事や、旅行などのイベントは、きっと写真を撮らなくても、子どもの心にも残ってくれるのではないかな、と思うけれど、
今の、この何気ない日常の風景は、もしかしたら、親の私の心からも、
やがて消えてしまうかもしれない・・・そう思うと、もっともっと
目の前にある「特別な毎日」を撮っておきたい、という気持ちになりました。