娘が図書館で選び、借りてきました。
ピカピカは、捨てられた自転車です。
猫たちが相談して、ゆきちゃんという女の子をピカピカに引き合わせます。ゆきちゃんのおじいちゃんに修理されて「ピカピカ」になったピカピカは、遠いアフリカの途上国へ送られて行きます。そこでモシャおばさんという助産婦さんの自転車となり、飛び回って大活躍。その映像を、日本でゆきちゃんがTVで見かけます。
一度は捨てられるも、生き生きと再生したピカピカ。大勢の人の温かい気持ちに、こちらも笑顔にされられます。ちょっぴり教育的でもあるのですが、決して押し付けがましくなく、物語としてとても楽しめます。
3歳の娘も引き込まれたようで、自転車が船で外国へ輸送され譲与されること、海賊のこと、助産婦さんという職業のこと…わからないことは私に質問しながら、何度も何度も読みたがります。もう少し大きくなってからも違う事を感じながら、また読んでもらいたいです。我が家の書架に加えようかな?