「ミエルのクッキー」 みんなの声

図書館で「食べ物特集」をしていて、美味しそう♪と借りてきました。

ミエルは４姉妹の一番下。
お母さんはおやつの時に長女には５枚。次女には４枚。
三女には３枚。そしてミエルは１枚のクッキーが渡されます。

え〜！うちの子たちはココで「ずるい！」と言い出しました。
兄ちゃんは、５，４，３ときたら２枚じゃん！
次男は、え〜１枚だけ〜？もっと欲しい！
でも、２枚もらっちゃうと話が進まないので放っておきます（笑）

ミエルはすぐにごちそうさまをすると、庭の小鳥たちを呼び集め
さっきのクッキーをわけてあげました。

でも、たった１枚なのですぐになくなってしまいます。
もっと･･･たくさんあればいいのに。

一番上のお姉ちゃんに読んでもらった絵本で、
「りんごを土に埋めるとやがて大きな木になって、
たくさんの実をつける」ということを聞いて
ミエルはクッキーを庭に埋めて「クッキーの木」を
育てることにしてしまうのです。

ここからが、可愛らしいというか。

ミエルもですが、お姉ちゃんたちもいいですね〜。
姉妹ってこんな感じなのかなぁ。ウチでは想像つかない。

ホントは星５つ！といいたかったのですが、
小さいからとミエルに１枚しかクッキーをあげないお母さんに
モヤモヤするので星４つにしました。

蜂蜜という名前をもった主人公の女の子の魅力的な名前の響きと美味しそうなクッキーの表紙に魅せられてこの絵本を選びました。可愛らしい主人公と妹思いのお姉さんたちが本当に可愛らしくて思いやりに溢れていてとても和み癒されました。お姉さんたちが主人公を思って考えたサプライズは本当に素敵でした。こんな素敵なお姉さんを持った主人公は幸せ者だと思いました。兄弟っていいなと思える絵本でした。

4姉妹の末っ子ミエルには悩みがありました。
それは、小さいからオヤツのクッキーが一枚しかない事。
自分のクッキーをお友達の鳥さん達にあげるにしても、
少ないので、あっという間になくなってしまいます。

クッキーの木を育てようとするエミルも
微笑ましくて可愛かったけれど、
3人のお姉ちゃん達は、エミルの、そのアイデアを
笑うことも無く、馬鹿にするでもなく、
自分達のオヤツのクッキーを使って
ステキなプレゼントをしてあげる所がとても
暖かくて優しいなぁと思いました。

兄弟はまだいない息子だけれど、弟か妹が出来たときには
こんな風に優しい気持ちで接して欲しいなと
思ってしまいました。


ちなみに、お姉ちゃんが読んでくれている絵本が
とっても大きくてビックリでした（笑）

４人姉妹の末っ子ミエルはいつもおやつのクッキーを小鳥たちにあげています。でもクキーが少ししかないのが悩みのたね。
ある日お姉ちゃんに読んでもらった本でいい事を思いつきます。
それはりんごの種のようにクッキーを植えて大きな木を作る事。
。。。でもそれは無理。お姉ちゃん達はミエルのそんな優しさを知って、こっそりクッキーの木を作ってあげました。
こんなに優しい子達のお話はこっちまで優しい気持ちにしてくれるようで
うちの子も｢優しいお姉ちゃんになるんだ」と張り切ってました。