虫歯をテーマにした絵本はたくさんありますね。歯磨きをしないと、虫歯になって、だから、はみがきしようねっって躾けめいたものが多い中、この本は、ちょっとちがって、虫歯の仲間に入って、泣いてみない?って誘っているような感じでした。確かに、歯磨きをどんなにしても、磨き残しがあればだめですよね。だから、歯磨き習慣の大事さと、親の歯磨きチェックの必要性を言っているよう気がします。
タッちゃんが、簡単にはみがきをしていると知り、息子は「こんなふうにすると、磨き残しがないよ。歯の間に食べかすが残っているときは、糸を使うんだよ。」と大人顔負けのことをいって、虫歯にならないようにいいます。最後の、ぼくのなかまにはいらない?という誘いに対して、「いあやーだね。」と即答。自分の歯磨き習慣を確認できるような本でした。