優しくしたのに、オオカミだと気付いたとたん、逃げられたり、追い払われたり。
みんな、助けてもらっても「ありがとう」も何も言わないんです!
そんな自分にがっかりのオオカミ。
でも最後は誤解を解き、皆で仲良く遊びました、と言うお話。
最後、皆で仲良くなる場面が実に唐突で、最初ページを読み飛ばしてしまったのかと、何度もめくってしまいました。
聞いている子どもたちは特に違和感は感じていなかったようですが、大人としては少し残念です。
「ごめんなさい、ありがとう」とか、「本当はいい人だったんだね」の一言でもあれば、すんなりなじめたかと思いますが。
コラージュを駆使して作られた絵は素晴らしく、見入ってしまいます。