かわいいモノ好きの下の子用に探してきた絵本ですが、ちょっぴり悲しいエッセンスの色が強いのか、子どもの反応は今イチでした。
この絵本はシリーズ3部作の第1作です。
ナショナルペアレンティング賞の金賞(一体どんな賞なのか、見当もつきませんが)受賞作品です。この絵本はその賞をとった時、日本とオランダで翻訳されたらしいです。
この最初の絵本では、主人公のくまが、優しい飼い主(?)のクララがいるのにもかかわらず、実際にいるかどうかも分からない、自分の父親をひたすら探す話で、私的には読んでいるうちに退いてしまいました。でも、後書きを読んでみると、この本を書いているとき、実際自分の父親が重い病気の最中だったとか…。
そういうことまで踏まえると、父親像が過大表現になっても仕方ないかな、と。
まぁ、でも、これを読むような子どもたちには、そこまでは伝わらないかな〜。
決して出来の悪い本ではありませんが、結構好き嫌いが出るかもしれません。