「ちいさなひこうきフラップ」 みんなの声

ポスターのような綺麗な絵で、外国風な感じもします。
フラップのピンチを救うべく集まった鳥たち。
かなり絵が迫力あるというか、本当に目が釘付けになりました。

息子は一足先に読んでいたのですが、読み聞かせのときも絵を集中して見ていました。

３歳１０ヶ月の、乗り物大好き息子に図書館で借りました。
飛行機が、嵐で翼が折れてしまい、カモメやスズメたちに助けてもらう話。

とにかく絵がすばらしい。
構図も大胆で、圧巻です。
最後の、鳥たちの気球に乗っているように見えるところの
見開きがよかった。
息子はとても喜んで読んでいました。

お話もステキですが、何と言っても絵に圧倒されちゃいました。きれいな色使いだし、特にあの海を越えて島へ向かう見開きのページ！臨場感たっぷりだし、自分が飛んでいるような錯覚に陥りました。力を合わせて助けれくれた鳥たち、かれらが集まって気球に見えるラスト…息子のお気に入りはここだそうです。もう自分の好き嫌いがはっきりし出して、なぜ好きなのか言えるような年頃になりました。自分が大好きなページ、いつまでも心に刻んでいて欲しいです。

主人公フラップの元気さがとても伝わってきて、楽しめる絵本です。フラップは空を飛んでいる最中に天候が悪くなって、途中翼が折れてしまい、飛ぶことが不可能に・・・そこへ助けてくれたのがかもめを筆頭にいろんな鳥達。見開き絵だけのページがあります。カモメ達が港を目指してフラップを吊って羽ばたいてるページ。このページは色使いが鮮やかで細かい部分まで描かれていて目を引きます。子供達もフラップが大好き。はらはらドキドキの内容ですが、無事帰ってこれて最後はホットします。

とにかく、傷ついたフラップをカモメや雀たちが力を合わせて
町まで運んでくれたシーンに感動です！
子どもたちもこのシーンがお気に入りで何度もこの場面を
みては、「すごいね〜」
みんなに助けられフラップ、またひとつ成長したね！

色鮮やかに描かれた空の世界や海の様子がとても印象的です。
フラップの表情の移り変わりもお話しの展開を盛り上げてくれて
私たちもフラップと一緒に空高く飛んでみたり、
悲しくなったり、ビックリ驚いたりして楽しんだ、スケールの
大きなおはなしでした。
みなさんも、空や海の世界を感じてみませんか？

海の上を飛ぶシーンが多いのですが、朝、昼、嵐の海がとてもよく表現されていて、見とれてしまいました。
飛行機のフラップくんの表情も豊かです。
鳥たちが、協力してフラップくんを運んでくれるシーンは、なんとも圧巻でした。
読み終えた後の爽快感は、たまりません。
すがすがしい気分にさせてくれる一冊です。

フラップは、郵便や荷物を運ぶ小さなプロペラ機です。
ある日、「花畑の島」へ配達に行きました。仕事が終わって一休み、燃料も満タンにしてもらっていい気持ち。ついウトウトお昼寝。気がつくと、さっきまで雲一つない青空だったのに黒い雲が空を覆います。嵐の中で懸命に飛ぶフラップに雷が！大切な翼が折れて途方にくれるフラップ。そこへ、大勢で駆けつけてきたのは・・・。

カレンダーやポスターを描いている作者だけに、色遣いがとても鮮やかで、目を引きます。細かいところまでしっかり描かれていて楽しいです。カモメたちが港を目指して飛んで行く場面、文章がなく絵だけですが、私は大好きです。風の音が、カモメの鳴き声が聞こえてきそうな迫力があります。
スズメとカモメの協力で無事に帰ってきたフラップ。よかったね！ほっとする最後で、男の子も女の子も納得の結末です。