小気味よく進むストーリーが気持ちよく、あさたろうを始め
味わい深い出で立ちのキャラクターが織り成す人間模様に、
これぞ時代劇という流れがしぶいシリーズ5巻目ですが、
今回登場のそばがきげんえもんの口癖にやられました。
前回までの作品のストーリーと比べると、読んでいる中での
子供の反応が薄かったように感じましたが(口癖の「ちょっ
」には言うまでもなく大喜びでしたが)、見開きページいっ
ぱいに描かれる「とうがんぐみ」の登場シーンはインパクト
がありましたし、最後に三度傘を振って別れる場面で、口癖
をまねるあさたろう達とげんえもんのやり取りは、ほのぼの
といい味出てましたよ。
次の旅への期待がまた高まりました。
お気に入りの場面
娘&息子:口癖の「ちょっ」
僕:口癖の「ちょっ」に対する子供の反応