堀内さんの絵は、お話によって絵が違いそこがとても魅力的で、堀内誠一さんの本を勉強している時に、この紙芝居が出たことを知りました。
この作品は1場面に18場面の言葉が少しだけ書かれています。表紙の絵がこれから絵を履くようにも見えますし、脱ぐようにも見えるというところ、工夫されていたのかな?と思いました。
堀内誠一さんの本を勉強した時に思ったのは、名作への挑戦ということ。『オズの魔法使い』『くるみわり人形』『七わのからす』など、名作ものが多く、この作品もそう。
パリに在住中にこの作品は描かれたということなので、旅された経験が活かされているのだと思います。
子どもの頃から何度も読んでいる話ですが、絵が違い文章が違うと受ける印象も違います。
堀内誠一さんのこの作品はどこか軽やかな感じを受けました。息子もこの紙芝居はいたく気に入って何度も何度も読んでいました。
何度読んでも楽しいのはやはり名作たる所以だと思います。