「ゆっくとすっくと やだやだおばけ」 みんなの声

「やだやだ」に周りも本人たちも困惑して涙目、ゆっくとすっくの顔が忘れられない一冊です。イヤイヤ期は本人もしんどいのだと改めて知らされます。また、イヤイヤ期は怒らず突き放さず、森の仲間たちのように見守ることが大切だと思いました。2歳の子どもは「おばけ、こわーい」と言っていました。もしかしたら、おばけのせいにした「やだやだ」が増えるかもしれませんが、親子で一緒にイヤイヤ期に立ち向かえるような気もします。プレゼントに最適な絵本です。

周りの子より早くからイヤイヤ期が始まった頃は、これが俗にいうイヤイヤ期でどう対応していいのかよく分からず、我が子が可愛いはずなのに可愛く感じられず、親も子もイライラの多い時期を過ごしました。もっと早くこの絵本に出会えていたら、もう少し子どもへの対応や親自身が寛容になれたかもしれません。イヤイヤ期は明確にこの日からというのはありません。徐々に自分の思いを通したい気持ちが芽生えてきます。自身の経験から１歳ぐらいから読むといいと思います。ゆっくとすっくだけでなく、子どもは皆本当は友達と仲良く楽しく遊びたいはず、この子は困らせる子なのではなく、成長の過程であることを理解して、子どもと一緒に心の葛藤と向き合えば子どもは分かってくれるはず。そう前向きな気持ちにさせてくれる１冊です。

いつもは仲良しの、ゆっくとすっくなのに、
今日はなぜか、なにをしても、やだやだやだっと二人とも
とってもこわいかお。
こんな日もあるんだなあ、めずらしいね。
あれえ、くろくておおきなやだやだおばけが、二人にくっついていました。
それでなんですね。
いつかもし、見つけたら、
やだやだおばけは、ぴゅうぴゅう風といっしょにとんでけ〜って
言ってみようと思います。

４歳と１歳の子に借りました。

４歳児はだいぶやだがなくなってきましたが、
１歳児はそろそろかなとまたやだやだが始まるのかと
ちょっとがっくりきながら読みました。

やだやだ言ってるのはおばけのせいなんて
かわいくていいですよね。
それなら追い出しておしまいですもの。

でも、やだやだ期は長く、
いつまで続くの〜とこっちまで
イライラ期になっていたのを思い出しました。

絵もかわいく、巻末のリストを見て、
息子は「これも読みたい」と言っていました。

2歳と4歳の子に読みました。
ものの貸し借り、順番待ち、なんでもかんでもいやだいやだのゆっくとすっく。なんだかおかしいなと思ったら…なんとやだやだおばけがとりついていました！？
うちも2歳児がやだやだということが多いです。このお話のようにやだやだおばけをえーいと追い出せたらいいのになー。

３歳を過ぎてから、一人っ子のせいなのか

おもちゃなどの独り占めや、順番を待つといった

ことができていないことが多く、困っていましたが

この絵本を読んで、効果あったと思います。

みんなと仲良く出来ないと、やだやだおばけがきちゃうよ！と

たびたび教えていました。

もったいないおばけなどと一緒で

いつの間にか現れるよと怖がらすことなく

教えることができる絵本だと思います。