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だいくとおにろく」 みんなの声

だいくとおにろく 作:小川 洋
絵:井上 洋介
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,068
発行日:1993年
ISBN:9784790260400
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,873
みんなの声 総数 6
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  • お人よしの”おにろく”です

    めんたまは、とられたくない”だいく”は、お人よしでちょっと間抜けな”おにろく”にであって立派な橋までかけてもらって助かったなあと思いました。”おにろく”は、たった2日間で立派な橋をつくることが出来て、約束の”めんたま”をもらうはずが、自分の名前が当たると姿を消したのが潔いなあと思いました。

    投稿日:2018/12/03

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  • 絵が力強いです。

    力強い鬼の絵が印象的な絵本です。

    息子が怖がるかなぁとおもいながら読みましたが、そうでもありませんでした。
    最後、「おにろく」というとおにが消えてしまうのですが、
    なんで消えたかはわからなかったです。
    (めんたまを取られないだけかとおもっていたので。)

    文中の
    「おにろく〜〜(中略)〜〜ええのになあ」という歌が怖かったです。

    投稿日:2013/04/11

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  • 日本昔話としては、単純明快で深みのないお話ですが、井上洋介の絵がなんだかおもしろくもおどろおどろしくもある絵本です。
    この絵本の鬼は青鬼。
    とてもお人よしの鬼のようです。
    二日にして立派な橋を作ってしまいました。
    その代償が大工の目玉というのがよくわからないのですが、よくわからないのが昔話かもしれません。
    鬼から逃げようとした大工が耳にした子守唄。
    このお話では、逃げた大工が再び川に出かけて、鬼と遭遇したときにふとあの子守唄を思い出したことになっています。
    描かれているのが素朴な橋であることと、癖のある描き方で、子供には井上洋介版のほうがお勧めです。
    カバーに描かれた女の子は、鬼の娘でしょうか。
    子守唄をうたっている主が描かれているところでも、ポイントが高いとおもいます。
    残念ながら、カバーにしか描かれていないのですが。

    投稿日:2013/03/28

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  • 不思議な話

    息子が、鬼の絵本が読みたいと言い出したので、鬼が出ている絵本をいくつか借りてきたなかの1冊です。

    名前を言い当てたら鬼が消えるなんて、そのことが事前に分かっていないこともあって、とても衝撃的です。大工も何の努力もしていないのにこんな展開になるなんて不思議ですね。

    息子は、他に一緒に借りてきた『だいくとおにろく』の赤い鬼の方が好みだったようですが、私はこちらの絵も結構好みでした。赤羽さんのに負けず昔話っぽくて良いと思います。また、文章が縦書きである点も気に入りました。日本の昔話は縦書きの方が雰囲気が出ます。

    投稿日:2011/01/23

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  • なんだか気の毒

    急流でなかなか橋を架けることのできない川に橋を架けるよう頼まれた大工が、川から出てきた鬼とめんたまと引き換えに橋を造ってもらう約束をしてしまいます。

    鬼がもちかけた半ば強引な約束でしたが、橋をかけてもらったのにめんたまももらえず、お礼も言ってもらえない鬼がなんだか気の毒になってしまいました。
    恐ろしい鬼に見えなかったせいかもしれないですが、大工はちょっとずるいんじゃない?って思えてしまいます。

    でも、きっと川が橋が架けられないほど急流なのは鬼のせいなんだ〜と自分なりに解釈。
    そうすると大工と鬼の会話をおもしろく読むことができました。

    投稿日:2010/03/18

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  • 間抜けなおに。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子5歳

    日本民話です。
    他の出版社からも出ていると思いますが、私が借りてきたものは、井上洋介さんの絵です。

    井上洋介さんのおにの絵は、どこか間抜け顔でぜんぜんこわくありません。

    川に橋をかけようとする大工と、その川に住む鬼のユーモラスなやりとりのお話ですが、かえっておかしくおもしろい。本当は、めんたまとられるかもしれないという怖いおはなしなのに・・・

    大工が本当はおにの名前を知っているのに、わざと間違える姿をみて、おには大笑いしているのですが、ほんとに間抜けだなあと思ってしまいます。

    最後、大工が本当の名前を言ったら、すばやくいなくなっているところは、潔いというか、やっぱり、間抜けとしかおもえない。

    名前を当てる取引なんてしなければよかったのにね。

    投稿日:2006/02/24

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