「へなちょこ手づくり生活」 みんなの声

筆者が色々な雑貨作りにチャレンジしているのをコミックエッセイ風に収録しています。
エッセイとして読んでいる分には面白いですが、これを手作りの本として見るには、専門的なコツなどが一切ないので、難しいです。
雑貨と一口に言ってもいろいろなものがあるのだなぁと思える、楽しい本ではあります。

たかぎなおこさんの「ひとりぐらし…」などのコミックエッセイが大好きで、この本もとても面白く読みました。
手芸や料理など14点の手作りエピソードが載っていて、作品の写真も紹介されています。
なかでも、棚と額はクオリティが高い！と感じましたが、たかぎさんは大工さんだったお祖父様のDNAを受け継いでいらっしゃるのでしょうね。
また当然のことながら、手作り作品のデザインや、作品に描かれたちょっとした絵がプロなので、映えるー！
私はエコバックを作りたいので、たかぎさんのシューズ袋を参考にさせてもらおうと思っています。

小3の息子がたかぎなおこさんの大ファンです。
学校でのマラソン大会を控え、マラソンを楽しめるようにと、
たかぎさんのマラソンシリーズを図書館で借りたのがきっかけです。
それ以来、息子はすっかりたかぎさんのファンになり、
著書は８割方読んでいます。

この本は、身のまわりのちょっとした雑貨や料理を、
なんでも手作りしてみようと奮闘するコミックエッセイです。
息子は、クリームソーダを作ってみたいというので、
この本の通りにクエン酸と重曹から手作りしました。
次は苔玉をやりたいと準備中です。
子供向けの手作り本もたくさんありますが、
大人向けと思われるこの本も、小学生から十分楽しめますよ。

友達が「たかぎなおこ」さんのファンで、薦められて他のコミックエッセイを読んだことがあります。
旅行やマラソン、一人暮らしなどいろいろ読みましたが、この「へなちょこ手作り生活」は、他のエッセイと若干テイストが違います。
雑誌に掲載されていたのを読んだことがありますが、１冊にまとめられるより、なぜか雑誌に掲載されていた時の方が読みやすさを感じました。
風呂敷を手作りするお話がありますが、それを読んで、不器用な自分でも自宅にあるもので、何か作れそうと思い手作りにチャレンジしました。
裁縫や手作りが得意な人でなくても、気軽になにか手作りするきっかけになる本です。