うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
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パパが子どもたちに読んでくれました。 私も夫も、灰谷健次郎さんが大好き♪(私が先生になりたいと思ったきっかけは、彼の小説「兎の眼」に感動したからです。でも、結局挫折しちゃったけど・・・。) 深い穴に落ちてしまった、犬のろくべえを救うために、5人の1年生が、頭が痛くなるほど考えます。 ろくべえの心細い気持ちや、子どもたちの何とか救い出してやりたい気持ち、それに比べて大人たちの無関心さ・・・灰谷さんの文章(関西弁が好きです♪)と長さんの絵が絶妙にマッチして、見ごたえのある絵本になっています。 それにしても、長男のきつ〜いひとこと、「母ちゃんたちって、すぐあきらめちゃうんだよなあ!」というのが、ひっかかります。 今年は、夢をあきらめずに、実現させたいです。
投稿日:2005/01/06
犬が穴に落ちてしまいそれを助けようとする1年生のこどもたち。 大人を頼りに助けを求めるのですが…大人たちは助けてくれません。 大人をあてにならないという結論でこどもたちだけでがんばるのですが、大人としては複雑な気分でした。私も正直助けを求められても助けてあげられる自信がないのですが…。 何はともあれこどもたちの機転で無事に犬が助けられて良かったです。
投稿日:2014/10/14
朝読書の時間、小学校1年生に読み聞かせしました。 子ども達が体育座りをしている前で、椅子に座って読んでいると、 みんなの目が絵本に集中しているのが分かりました。 「ろくべえ 大丈夫?生きてる?」 「おじさん、ヒド〜イ!!」 みんなの声が教室に響きます。 長新太さんの絵もピッタリで、 本を縦に持ったり、横に持ったりして読ませるところも素晴らしい。 「ろくべえ まってろよ」 やはり名作です。 名作の力を思い知らされました。
投稿日:2010/09/24
「文研出版」という出版社をそもそも知りませんでした。 出版年月日を見ると、昭和53年! 灰谷さんの児童書は読んだことありますが、いま思い出す限り、絵本はこれが初めてです。 灰谷さんらしいお話だな〜と、思いました。 今の子どもたちは、灰谷さんの作品を読むのかしら? この方の作品は、 読んだ後に、じんわり暖かい気持ちが生まれるんですよ。 この絵本はどうやら自分の体験記から、ヒントを得て描かれたようです。 一昔前は、子どもたちはこんな感じで、団結力があって、突っ張っていても、正義感が強かったりしたものです。 マンホールとか、工事中の穴とかも結構そこらにあいてて、気をつけないと「うっかり」っていうこともありましたよね? この絵本を見ていて、子どもの頃を懐かしく思い出してしまいました。 「子どもたちが団結して、知っている犬を救助する」 絵も、さすが長新太さん!といいたくなる作りで、いろいろ楽しめます。 少々時代は古いですが、小学校低学年から高学年のお子さんにいかがでしょう?
投稿日:2010/03/27
谷川俊太郎さん執筆で、なんだかせつない感じが漂うタイトルであるため感動的なお話かと思いきや、そうではありません。ほのぼのしたストーリーです。穴に落ちた犬(ろくべえ)を助けるため試行錯誤する子供たち。本人たちは真剣なのですが、関西弁のやり取りがどこかのんきでくすりと笑ってしまいますよ。
投稿日:2006/12/31
公文の推薦図書に入っていたので読んでみました。 とてもいい絵本です。 ろくべえという犬が深い穴に落ちてしまって、それを子どもたちが助けるお話なのですが、助けるために子どもたちが知恵を出しあってそして行動に移していく様子がすごくいいです。まさに子どもの世界。小さい頃の自分の時間を思い出しました。むかしはこのような子どもの世界が、子どもだけの世界があったものです。懐かしいです。 今の子どもたちに必要な世界だなと思いました。
投稿日:2016/12/29
おはなしかいで読みました。 3歳のこどもたちにはすこし長すぎるかと思いましたが、ろくべえが気になるのか最後まで静かに聞いてくれました。 絵が縦になったり横になったりで読み手は忙しいのですが外の様子、穴の中の様子としっかりと描き分けられているのでこどもたちはひきつけられるのでしょうね。 ドキドキしながらかごをひきあげ、さいごのページはあっさりと終わってしまうので読み手は技量がいります。「よかったね」など何かひとこと言い足したくなりますが、こどもたちに余計な言葉を残したくなく終わり方に悩みます。
投稿日:2016/10/07
懐かしい絵本です 何度も読み 子どもにも読んであげた絵本をまた読んで 子ども達の優しさと 知恵に感動しました それに引き替え 大人がもう少し知恵を出してあげたら・・・・ でも 大人が助けなかったから 子ども達が知恵を出し合い ろくべえを助けることができたのですね 子どもの優しさは やはり 本物です ろくべえも だいすきな クッキー(犬の彼女)のおかげで 元気が出て 助かったというのも かわいいです 最後まで子ども達だけでやり遂げたという経験に 拍手です!
投稿日:2016/09/03
このお話は、たくさんの方が、国語の授業で知っておられるのでしょうね。 久しぶりに逢った娘と雑談している時に、あの本良いよね。と言ったら、ああ、教科書に載ってた! 好きやったわ! 懐かし!と言ってました。 なんだかいい加減な大人たちに対して、子どもたちのやさしさと粘り強さ、工夫に、読んでいて感動します。 このままの気持ちで大人になってください。と思います。 灰谷さんと長さんのあとがきも好きです。
投稿日:2016/08/31
自分も小さい頃に読んで、とても印象に残っている作品です。特に、犬が落ちてしまった穴が深かったことを覚えているのですが、絵本を縦にしてあったんですね。 子供たちの素直さと一生懸命さは、今も昔も変わらないんだと感動しました。その行動力には脱帽です。一緒に読んだ子供たちも、「ろくべえ頑張れ!」と一緒になって助けようとしていました。 逆に、大人たちの冷たさにはドキッとしてしまいました。
投稿日:2016/05/25
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