娘が学校の図書館から借りてきました。
「どうしてこの絵本を借りてきたの?」と訊いたら
「あかいくつの歌を知っていたから」と。
娘が想像していたような「あかいくつ」の歌とはまるで
違った世界の物語でした。
いわさきちひろさんの挿絵がとても美しいけれど、哀しい、
いや、おそらく小さな子どもにとっては怖い物語だったのでは
ないかしら。
じいっとだまったまま聴いていました。
教会や信仰などがモチーフになっているからこその物語なので
しょうが、日本人で、そういった信仰心とは無縁に生きてきた
私にも、よく理解できない感じがしました。ここまで・・に
なってしまうのかなあと。自分の暮らしと照らし合わせると理解
できないのではありますが、信仰の違いや、文化の違いを伝える
ことができるのかもしれません。