「おやすみなさい」 ママの声

洗練された絵と彩色が美しい絵本。
そして、美しい調べのような優しい言葉たちが並びます。
きっと誰もがしーっと静かな声で読むこと間違いなしのおやすみなさいの絵本です。
読み聞かせの読み手となる大人はもちろん、聞き手の子供もしーっと指を立てて、そして耳を立てて聞くことでしょう。

リズミカルな文章、でも静かに読める素敵なおやすみ絵本だと思います。こんなにストレートに親の気持ちを伝えることって恥ずかしくってできない毎日ですが、この絵本を通じて子供たちに子供たちは大切な宝物なんだよと伝えることができる魔法のような１冊です。静かに子供たちが眠りについてくれそうな、そんな静かで愛情たっぷり伝わる素敵な１冊です。

夜更かしさんの寝かしつけに困っていた時に購入しました。
紺色とオレンジ色のシンプルな世界、自然と静かに、優しく読んでしまう言葉たち。

最初に読んだ1歳の時は、なんとなく寝つきがいいかな？いや、気のせいかな？という感じ。
もうすぐ3歳の今、眠くなってくると「おやすみなさい、よむ」と言い出すことも…。
寝かしつけ効果はお約束できませんが、読む側も読まれる側も、幸せな気持ちになれる、枕元に常備しておきたい1冊です。

だんだんと深い青い夜空に変わっていく中で
鮮やかに輝くお月さまや動物たち。

字も白い字で、読みやすく、
語りかける言葉も美しく、そして優しい言葉なので
読んでいる私も癒されました。

4歳児は、「誰に向かって言っているの？」
「この子？」「あ、きつねだ」といろいろしゃべってはいましたが、
顔つきは眠る直前の顔でした。

声をひそめて読みたくなる、静かな夜のお話です。眠りの導入にぴったりで、し〜と言いながら、読んでいる方もそのまま眠ってしまいそうになります。
寝る前にいつも読んでいたら、すっと寝るという生活習慣をつけるのにちょうどよさそうです。

夜、おやすみの時間にリスのお母さんが子どもに語りかけます。
夜の情景、子どもへの愛情、そして「おやすみなさい」。
深い夜の情景に、生き物たちの姿が蛍光色で浮かび上がります。
五感が研ぎ澄まされます。
そして、おつきさま。
極上の語りかけです。
ぜひ、音で味わってほしいです。
背景の夜も、刻々と深みを増します。
小さい子には難しいかもしれませんが、きっと感じ取ってくれると思います。

とても静かな夜の雰囲気が味わい深いです。お母さんが語り掛けることばも愛情にあふれていて、おやすみ前に静かに読んであげるのにぴったりな絵本だと思います。子どもが小さい今だからこそ、寄り添って寝る温かい時間を大切にしたいなと思えました。

「わたしの○○な子」というお母さんの言葉がいいですね。
そして最後は「あなたはわたしのたからもの」で終わる文章，素敵です！
おやすみ前にぴったりな静かで落ち着いた絵本で，親である大人の私さえも癒されました。
色合いが森の夜を表現していてとってもよかったです。
素敵なおやすみ絵本でした！

藍色の闇の中に蛍光色のオレンジで描かれる動物たち。闇の中に息づく生命が静かに眠りにつく―-とても美しいです。言葉も詩のように綺麗で、子守唄のように穏やか。おやすみなさいの絵本にぴったりですね。「しー・・・」がとてもいいです。子どもも真似していました。リラックスして静かに読めます。

夜。
おかあさんがこどもにやさしく声をかけるさまが落ち着きます。
おかあさんがこどもをとても大事に思っているんだなーとほっとする絵本で好きです。
私もこんな風に声をかけられたかったなーと思うので、こどもにしてあげたいと思いました。